ジャニーズ事務所を退所した元「NEWS」の手越祐也(32)。6月23日には約2時間に及ぶ記者会見を開き、緊急事態宣言下での女性を含む複数名との会食も、「今後の夢や仕事のための会合だった」、「事務所も円満退所だった」と強調した。今後は歌手活動を中心にファンの心の支えとなりたいと語り、最後はお決まりの「テイ!」という決めポーズも披露した。まさに“手越節”が炸裂した会見だった。
しかし、こうした振り切った手越の言動が、ジャニーズファンの中でも「アンチ手越」だったという人たちの心境の変化をもたらしているという。ジャニーズ事務所の他グループのファンAさん(20代女性)は、こう語る。
「正直、私はこれまで手越のアンチでした。ネットに書き込んだりはしませんでしたが、テレビに彼が出ていたらチャンネルを回すし、スキャンダルが報じられるたびに『ジャニーズブランドを汚すな』と怒りを覚えていた。退所の報道があったときには、正直ホッとしたし、嬉しかったんです。
そんな意地悪な気持ちで、手越の2時間会見を見始めた。しかし、見ているうちに『私、本当に手越のアンチなのかな?』と、複雑な気持ちになってきた。どこまでも図太く、こんな状況でも心臓に毛が生えた彼の姿を見ていたら、途中から笑えてしまって。自分の仕事の悩みとか、日々の苦労とか、そういうものがどうでもよく思えてきたんですよね。もはや『逆に元気もらえるわ』と、手越に元気づけられている自分に気がつきました」(Aさん)
「NEWS」の他のメンバーを応援してきたBさん(30代女性)も、手越の会見を見て以降、「アンチ」の感情が吹っ切れたという。