ライフ

新型コロナ対策の掃除は食卓、洗面所、トイレを重点的に

食卓の拭き方でコロナリスクを減らせる可能性

 新型コロナウイルス対策は、飛沫などウイルスがよく落ちる場所を重点的に掃除するのがポイントだ。病院の環境衛生管理に携わり“掃除で健康を守る”がモットーの医療環境管理士、松本忠男さんはこう言う。

「複数の人がしゃべり、長くいる場所で、飛沫が落ちるのは食卓やリビングテーブル。ここは使うごとに乾拭きで一方向に拭き上げます。歯磨きなどで唾液を含んだ水滴が飛び散るのが洗面所。

 感染予防・水あか防止にもこまめに水滴を乾拭きしておくことがポイントです。また排泄物を出すトイレは掃除の順番が重要。便器から始めると、水滴が飛んで床のホコリが取りづらくなります。壁、床、便器の順に。3日~1週間に1回が目安。3か所とも掃除の後に消毒用アルコールで拭いておくと安心です」

 消毒しても病原体がゼロになるわけではない。掃除や消毒をしても、時間がたてばまた汚れるのだ。それでも汚れをためないよう、こまめな掃除で“病気にならない状態”をキープするのがよいという。

◆エアコンのリスクを知って換気を徹底すべし

「新しい生活様式」では熱中症予防のためにエアコン使用を推奨しつつ、密閉を避けるため換気を呼び掛けている。

「家庭用エアコンの多くは換気機能がなく、室内のホコリを含んだ空気を吸い込み、フィルターを通過したウイルスやエアコン内のカビなどが冷気に乗って吹き出しています。コロナだからではなく、エアコン使用中の換気は必須。1時間に2回、5分ほどでよいので、できるだけ対角線上の2か所、または換気扇と1か所を開けて風を通しましょう」

 このとき風の入口になる窓は小さめに、出口になる窓は大きめに開けると効率よく風が吹き抜ける。

関連記事

トピックス

ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルの飛行機でスヤスヤ》佳子さまの“寝顔動画”が拡散…「エコノミークラス」に乗った切実な事情
NEWSポストセブン
ロスで暴動が広がっている(FreedomNews.TvのYouTubeより)
《大谷翔平の壁画前でデモ隊が暴徒化》 “危険すぎる通院”で危ぶまれる「真美子さんと娘の健康」、父の日を前に夫婦が迎えた「LAでの受難」
NEWSポストセブン
沖縄を訪問された愛子さま(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
天皇ご一家が“因縁の地”沖縄をご訪問、現地は盛大な歓迎ムード “平和への思い”を継承する存在としての愛子さまへの大きな期待 
女性セブン
TBS田村真子アナウンサー
【インタビュー】TBS田村真子アナウンサーが明かす『ラヴィット!』放送1000回で流した涙の理由 「最近、肩の荷が下りた」「お姉さんでいなきゃと意識しています」
NEWSポストセブン
バスケ選手時代の真美子さんの直筆サイン入りカードが高騰している(写真/AFLO)
《マニア垂涎》真美子夫人「バスケ選手時代」の“激レアカード”が約4000倍に高騰中「夫婦で隣に並べたい」というファン需要も 
NEWSポストセブン
来来亭・浜松幸店の店主が異物混入の詳細を明かした(右は来来亭公式Xより)
《“ウジ虫混入ラーメン”が物議の来来亭》店主が明かした“当日の対応”「店舗内の目視では、虫は確認できなかった」「すぐにラーメンと餃子を作り直して」
NEWSポストセブン
家出した中学生を自宅に住まわせ売春させたとして逮捕された三ノ輪勝容疑者(左はInstagramより)
《顔面タトゥーの男が中学生売春》「地元の警察でも有名だと…」自称暴力団・三ノ輪勝容疑者(33)の“意外な素顔”と近隣住民が耳にしていた「若い女性の声」
NEWSポストセブン
田中真一さんと真美子さん(左/リコーブラックラムズ東京の公式サイトより、右/レッドウェーブ公式サイトより)
《真美子さんとの約束》大谷翔平の義兄がラグビーチームを退団していた! 過去に大怪我も現役続行にこだわる「妹との共通点」
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《「来来亭」の“ウジムシ混入ラーメン”動画が物議》本部が「他の客のラーメンへの混入」に公式回答「(動画の)お客様以外からのお問い合わせはございません」
NEWSポストセブン
金スマ放送終了に伴いひとり農業生活も引退へ(常陸大宮市のX、TBS公式サイトより)
《金スマ『ひとり農業』ロケ地が耕作放棄地に…》名物ディレクター・ヘルムート氏が畑の所有者に「農地はお返しします」
NEWSポストセブン
6月9日付けで「研音」所属となった俳優・宮野真守(41)。突然の発表はファンにとっても青天の霹靂だった(時事通信フォトより)
《電撃退団の舞台裏》「2029年までスケジュールが埋まっていた」声優・宮野真守が「研音」へ“スピード移籍”した背景と、研音俳優・福士蒼汰との“ただならぬ関係”
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン