既婚女性(婚歴のある女性も含む)のためのアメリカに本部を置き約40年の歴史を持つコンテスト「ミセスインターナショナル」。今年の日本大会終了直後の熱気冷めやらぬ状況のなか行なわれた、日本初開催の2017年グランプリ・圖師芽厚実(ずしめぐみ)さん、2018年グランプリ・本田恭子さん、2019年グランプリ・坂田弓佳さんら、歴代グランプリ3人による座談会。ミセスインターナショナルに寄せる三人三様の熱い思いを語り合った。
圖師:私は当時、宮崎放送のラジオパーソナリティをしていました。結婚後、自分らしく生きることを模索する中で人生初のミスコンに参加したくなったんです。この大会はアメリカの大学に進学した時に現地のテレビ番組で見たことがあって。まだ10代だった私にとって、主婦やお母さんが輝く姿が印象的でした。
本田:すごい巡り合わせ! まさか数年後に自分が出るとは思わないですもんね。
圖師:夢にも思わなかった!
本田:私は結婚しても常に自己成長したかったのでミセスのコンテストに挑戦したのと、元々モデルをしながら創作活動をしていて、“アートを通じて世界中の子供に支援をしたい”というプラットフォーム(自分の信念や軸となるもの)があったんです。
坂田:私は過去にミスインターナショナルなどにも出場しましたが、この大会はどんなプラットフォームを持つかが容姿と同じくらい、いやそれ以上に重要視されるよね。
圖師:ほとんどのミスコンが容姿を最も重視する中で、こちらの世界大会の基準は“中身が7割”だよね。