芸能

三浦春馬、酒量増えていた 「一人で飲みたい」と言うことも

友人と飲んでいた三浦春馬さん(2018年)

友人と飲んでいた三浦春馬さん(2018年)

 現場に駆けつけた記者たちは、三浦春馬さん(享年30)の訃報を現実のものと受け止められない気持ちでいた。それぐらい予兆のない死だった。その一方で、ある違和感も覚えていた。亡くなった自宅マンションが、彼にしては意外な場所だったからだ。

「現在のマンションにはこの1年以内くらいで引っ越しをしていたようですが、三浦さんは過去10年ほど、都内の閑静な住宅街にあるマンションを好んで住んでいました。遺体発見現場となった港区のウォーターフロントのマンションを選ぶようなタイプではなかったので意外です。引っ越しの前後に、三浦さんに何らかの心境の変化があったのではないか、と見る人もいます」(芸能リポーター)

 三浦さんは1997年、7歳でNHKの連続テレビ小説『あぐり』に子役出演してデビュー。2007年に公開された映画『恋空』に主演し、第31回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞した。以来、多くの映画やドラマで活躍を続けてきた。

 三浦さんの死に直面し、芸能界は哀しみに暮れている。2009年のドラマ『サムライ・ハイスクール』(日本テレビ系)などで共演し、三浦さんと友人でもあった城田優(34)は、訃報が流れた7月18日の生放送音楽特番『音楽の日 2020』(TBS系)で涙を目にためながら歌い、楽屋では憔悴しきった様子だったという。

 共演経験のある俳優からは、彼の演技に対する情熱や生真面目さを評価する声が聞こえ、私生活でも「優しく、気遣いのできる人だった」という声があふれているが、一方で、近頃は彼の変化を指摘する知人もいた。

「もともと控えめでシャイな性格なのですが、お酒の場では明るくなるので、友人たちが彼を夜通し連れ回すなんてこともありました。彼もそういう場が嫌いではないようで、酔っ払うと人前でも恋人とキスをするなど陽気になるタイプ。ただ、近頃は酒量が増え、一人でも飲み歩くようになっていました。“一人で飲みたい”と言うこともあり、孤独を好んでいたと言えるかもしれません。

 ここ2年ほどは仕事以外の私生活で悩みを抱えていたという話もあり、たしかにその頃から人付き合いを避けているようにも見えた。三浦さんは日記を付けていたそうですから、彼が自ら死を選ぶに至った理由がそこに書かれているのかもしれません」

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン