ライフ

災害時に衛生保つ必需品はとにかくアルコール、食器、トイレ

災害時は汚物からの感染にも注意

 新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中、九州を始め日本中で大雨被害が出ている。しかし、避難所では感染リスクは高まり、さらなる危機にさらされることとなるのだ――。

◆衛生を保つ

 災害後は病原微生物が蔓延しているため、特に衛生に気を配らなくてはならない。衛生を保つために必ず用意しておきたい防災用品は以下の3つだ。

【1】石けんや消毒用アルコール。アルコール手指消毒薬が手に入らない場合の代用は「無水エタノール4:精製水1(アルコール濃度80%)」。または「アルコール度数70~83%のお酒」(厚生労働省推奨)。

【2】個人用の食器類。食器類の材質は、新型コロナウイルスの場合、残存時間が銅4~8時間。段ボール24時間。ステンレス48時間。プラスチック72時間(米・国立アレルギー感染症研究所調べ)。銅製食器が有効だ。

【3】個人用の携帯簡易トイレ。簡易トイレは感染症予防の要。感染症が蔓延しやすい避難所の共同トイレの糞便からくる集団感染を防ぐ手段として有効だ。糞便ゴミは一般ゴミと分けて、自治体の所定の場所に捨てた後、よく手を洗うこと。

 簡易トイレは便座に装着するタイプや、段ボール式など種類が豊富。普段からバッグに入れて持ち歩こう。

 汚物処理をするときは、必ず、すべて使い捨てで、マスク、手袋、エプロン、帽子、靴カバーを着用して処理すること。

 もしも避難することになった際には、以上の3つは確保しておこう。

※女性セブン2020年7月30日・8月6日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン