新型コロナの“感染再燃”が深刻さを増す中、街のパチンコホールでは、それまで長時間遊戯していたような熱心なファンの姿が減っている。だが、短い勝負時間でも楽しめる機種はある。女性パチンコライターのナミが、withコロナ時代にふさわしい機種選びや打ち方をアドバイスする。
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外出自粛中のコロナ太りを解消すべく、スポーツジム通いとパチンコホール通いを両立させようと頑張っているナミです。
でも、状況の良い台に座れても、当たってしまうと止め時が難しく、ついジムはサボりがちになってしまいます。現在予約制のジムに通っているので、何回もドタキャンをするわけにもいかず、19時頃に当たっていなければジムのオンライン予約を入れるようにしています。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除から東京ではもうすぐ2か月。朝のオンライン入場抽選、マスクなし入場不可、入店前の検温、空き台の徹底清掃など、パチンコホールのコロナ対策はだいぶ見慣れた光景になってきました。
もともと私は台移動をけっこうするほうだったのですが、移動するたびに店員さんが台清掃をしなければならないのが何となく申し訳なくて移動の頻度は減りました。「清掃済み」カードが上皿に置いてあるホールが多いと思いますが、これをズラして釘を見るのもなんとも忍びないので控えてしまいます。このように心理的な部分で遠慮の気持ちが生まれ、少しだけ「立ち回り」は不便になりました。
前述したオンライン入場抽選ですが、普段の並び時間より再整列時間が遅く設定されており、朝の時間にはゆとりができました。その反面、気軽に抽選を受けられるので、特定日は抽選人数が非常に多くなり抽選の倍率が以前より上がっているように感じました。