芸能

プッツン降板の上沼恵美子 CDバカ売れで「紅白出場」も

審査員から歌手に?

 上沼恵美子(65)がMCを務め、25年間続いた人気バラエティ番組『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ)が、7月24日に終了した。レギュラー出演者だったお笑い芸人・キングコング梶原雄太への“パワハラ疑惑”が報じられた直後、突然本人が番組降板を言い出し、終了に至ったという。

 関西テレビ界の“女帝”の異変が取り沙汰されているが、そんな彼女が反転攻勢を見せているのが、「音楽」だ。昨年11月に発売したシングル『時のしおり』が、半年を経てオリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで1位に輝いた(7月6日付)。

「売り上げは5万枚を超え、まだ伸びている」(レコード会社関係者)といい、有線放送のオンエア実績を集計した「USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキング」でも2週連続で1位(7月8日、15日付)。

「昭和、平成を回顧しながら『心を繋いで生きていきましょう』と歌い上げる楽曲です。上沼さんはコロナ禍の4月から、“視聴者を元気づけたい”と、自身のレギュラー番組でよくこの曲を流すようになったんです。外出自粛ムードでテレビを見ていた人も多く、一気に火が付きました」(同前)

 芸人としての顔が強い上沼だが、歌の実力も折り紙付き。伸びやかで張りのある歌声は、かつて北島三郎も絶賛したほど。

「海原千里・万里時代に発売した『大阪ラプソディー』(1976年)は40万枚のヒットを記録しています。昨年11月に上沼が参加した『ABCラジオまつり』(吹田市)では、上沼の熱唱を聴こうと会場の万博記念公園には3万5000人が詰めかけた。上沼ファンの間では応援ムードが高まっているので、このままいけば年末の紅白だって夢じゃない」(別のレコード会社関係者)

 昨年の紅白に審査員として出演した上沼は、「来年は歌で」と意欲を見せていた。冗談かと思っていたが、“女帝”は本気だったのだ。

※週刊ポスト2020年8月14・21日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

現在はアメリカで生活する元皇族の小室眞子さん(時事通信フォト)
《ゆったりすぎコートで話題》小室眞子さんに「マタニティコーデ?」との声 アメリカでの出産事情と“かかるお金”、そして“産後ケア”は…
NEWSポストセブン
まさに土俵際(写真/JMPA)
「退職報道」の裏で元・白鵬を悩ませる資金繰り難 タニマチは離れ、日本橋の一等地150坪も塩漬け状態で「固定資産税と金利を払い続けることに」
週刊ポスト
精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)
ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー
NEWSポストセブン
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン