田中みな実(33)が所属する芸能事務所から移籍することがわかった。近く発表される予定だ。移籍先は女優のみを抱える事務所で、今後は女優を中心とした活動にシフトチェンジしていく方向だという。
TBSの局アナ時代から人気アナとして活躍した田中は、2014年にフリーに転向。宮根誠司や羽鳥慎一らが所属する事務所に入った。フリーアナウンサーとして情報番組でMCを務めるだけにとどまらず、女優業にも進出。2019年春放送の『絶対正義』(フジテレビ系)で女優デビューすると、高い演技力が評価された。
「『絶対正義』での芝居は、多くの業界関係者の間で“あの演技は凄い”“主演の山口紗弥加と並ぶほどの演技力だ”と評判でした。
彼女の女優としての評価をさらに高めたのが『ルパンの娘』(2019年夏・フジテレビ系)での怪演です。第5話(2019年8月8日放送)にゲスト出演し、主演の深田恭子さんに負けず劣らずのセクシーコスチュームで色気を振りまいていました。“アナウンサーの殻を破った”と大評判でしたね」(芸能関係者)
さらに田中のサクセスストーリーは進む。その年の年末に出した写真集『Sincerely yours…』(宝島社)が大ヒット。大胆なセクシーカットが話題となり、70万部を超える記録的な作品となった。
そんな田中が、なぜこのタイミングで事務所を移籍したのか。実はこの春、彼女にターニングポイントがあったという。
「『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)への出演です。主人公のアユに対し、あらゆる手を使って嫌がらせをする秘書・礼香を演じたのですが、眼帯姿で大暴れする演技は本人もかなり疲弊したようです。一方で、“演じることの楽しさ”を感じていたのも事実。より女優業に邁進したくなったと聞いています」(前出・芸能関係者)
田中の移籍先は、彼女のその思いを汲み取る場所となるという。