芸能

亀井京子アナ 先輩・大江麻理子さんに学んだ慕われる仕事術

亀井京子も「トレンドたまご」を担当した

 テレビ東京の看板番組『ワールドビジネスサテライト(WBS)』。その中で話題の商品を紹介するコーナー「トレンドたまご」は毎年新人アナが担当する登竜門だ。元テレビ東京の亀井京子アナ(37・現フリー)は、ここで先輩だった大江麻理子アナ(41)から撮影時のイロハを教わったという。

 * * *
「トレたま」は1998年から始まったご長寿コーナーです。取材にとても力を入れていて、放送日の朝7時から一日がかりでロケに出ることがほとんど。都内近郊はロケバスですが、新幹線で地方まで出ることもありました。新人アナにとっては本当に大変で、今日撮ったものをどう出すか、その見せ方も含めて“情報は生き物”という放送の基本を学びました。

 このコーナーは歴代の新人が担当する仕事なので、大橋未歩さん(42)や現在は「WBS」でメインキャスターをやられている大江さんも担当していました。大江さんは私が新人の時に、アシスタントとしてWBSに出演されていたのですが、いつもさりげなくアドバイスをいただきました。

 当時は日々の仕事に必死で、衣装のことまで考えられなかった私に、「亀井、袖のある服にした方が印象がいいよ」とそっと声をかけてくださいました。なによりスタッフへの対応が丁寧な方でした。

 どんな相手でも変わらず、中継現場で他局の方にも“これから本番に入りますのでよろしくお願いします”と声をかけていて、その人柄から社内外問わず慕われていたと聞いたことがあります。大江さんの仕事の姿勢には常に見習うべきところがありました。

 トレたま担当=新人アナという伝統は今も受け継がれていて、昨年入社の新人、森香澄アナも田中瞳アナも池谷実悠アナも担当されています。今でも夜に初々しいこのコーナーを見るとホッコリしますね。

【プロフィール】かめい・きょうこ/1982年生まれ、兵庫県出身。2005年にテレビ東京入社。1年目よりスポーツ番組を中心に担当。2007年に当時読売ジャイアンツの林昌範氏と結婚し、2008年に退社。現在はフリーアナとして活躍。

取材・文■河合桃子

※週刊ポスト2020年8月28日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

最後まで復活を信じていた
《海外メディアでも物議》八代亜紀さん“プライベート写真”付きCD発売がファンの多いブラジルで報道…レコード会社社長は「もう取材は受けられない」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《“ショーンK復活”が話題に》リニューアルされたHP上のコンサル実績が300社→720社に倍増…本人が答えた真相「色んなことをやってます」
NEWSポストセブン
依然として将来が不明瞭なままである愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)
愛子さま、結婚に立ちはだかる「夫婦別姓反対」の壁 将来の夫が別姓を名乗れないなら結婚はままならない 世論から目を背けて答えを出さない政府への憂悶
女性セブン
28歳で夜の世界に飛び込んだ西山さん
【インタビュー】世界でバズった六本木のコール芸「西山ダディダディ」誕生秘話、“夢がない”脱サラ社員が「軽い気持ち」で始めたバーダンスが人生一変
NEWSポストセブン
通算勝利数の歴代トップ3(左から小山さん、金田さん、米田さん)
追悼・小山正明さん 金田正一さん、米田哲也さんとの「3人合わせて『1070勝』鼎談」で「投げて強い肩を作れ」と説き、「時代が変わっても野球は変わらない」と強調
NEWSポストセブン
行列に並ぶことを一時ストップさせた公式ショップ(読者提供)
《大阪・関西万博「開幕日」のトラブル》「ハイジはそんなこと望んでいない!」大人気「スイス館」の前で起きた“行列崩壊”の一部始終
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《“イケメン俳優が集まるバー”目撃談》田中圭と永野芽郁が酒席で見せた“2人の信頼関係”「酔った2人がじゃれ合いながらバーの玄関を開けて」
NEWSポストセブン
六代目体制は20年を迎え、七代目への関心も高まる。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
山口組がナンバー2の「若頭」を電撃交代で「七代目体制」に波乱 司忍組長から続く「弘道会出身者が枢要ポスト占める状況」への不満にどう対応するか
NEWSポストセブン
日本館で来場者を迎えるイベントに出席した藤原紀香(時事通信フォト)
《雅子さまを迎えたコンサバなパンツ姿》藤原紀香の万博ファッションは「正統派で完璧すぎる」「あっぱれ。そのまま突き抜けて」とファッションディレクター解説
NEWSポストセブン
ライブ配信中に、東京都・高田馬場の路上で刺され亡くなった佐藤愛里さん(22)。事件前後に流れ続けた映像は、犯行の生々しい一幕をとらえていた(友人提供)
《22歳女性ライバー最上あいさん刺殺》「葬式もお別れ会もなく…」友人が語る“事件後の悲劇”「イベントさえなければ、まだ生きていたのかな」
NEWSポストセブン
永野芽郁
《永野芽郁、田中圭とテキーラの夜》「隣に座って親しげに耳打ち」目撃されていた都内バーでの「仲間飲み」、懸念されていた「近すぎる距離感」
NEWSポストセブン
18年間ワキ毛を生やし続けるグラドル・しーちゃん
「女性のムダ毛処理って必要ですか?」18年間ワキ毛を生やし続けるグラドル・しーちゃん(40)が語った“剃らない選択”のきっかけ
NEWSポストセブン