ライフ

天竜浜名湖鉄道の鉄印 社員デザイン300円、社長直筆500円

県書道連盟の師範資格を持つ社長が書いた鉄印

 7月に始まった「鉄印」プロジェクト。参加する第三セクター鉄道会社40社からは、ご当地の文化や鉄道会社の個性があふれる鉄印が続々と登場している。全国各地の寺や神社の「御朱印」を集めることがブームになったが、これの「鉄道版」といったところだ。

 天竜浜名湖鉄道(静岡県)は社長自ら鉄印を記帳し、全国的な話題に。小学生の頃に書道を始め、県書道連盟の師範資格を持つ長谷川寛彦社長は「書きながら一人ひとりのお客様と言葉を交わすことができ、ぜひまた来てくださいとの思いも一筆一筆に込めています」と話す。

筆書きする天竜浜名湖鉄道の長谷川社長

 社員がデザインした鉄印は300円、社長が書く鉄印は500円と料金に差があるが、“会いに行ける鉄道会社社長”として連日、鉄道ファンに囲まれている。

 紙にこだわる会社も目立ち、伊勢鉄道(三重県)の鉄印は鈴鹿の伝統工芸「伊勢型紙」の技法を用いている。一方、道南いさりび鉄道(北海道)の鉄印は、天保2年から続く神事「寒中みそぎ」で有名な佐女川(さめがわ)神社の宮司による筆書きを和紙にプリントしたもの。神社名が記載されていることから、鉄印? 御朱印? と思わず二度見しそうになるが、御利益がありそうな鉄印として人気を集めそうだ。

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン