主力タレントの退所が相次ぐジャニーズ事務所で、またしても──? KAT-TUNの亀梨和也(34)とともに未成年女性との酒席に参加、“お持ち帰り”疑惑を報じられた俳優の“山P”こと山下智久(35)にジャニーズ事務所が「一定期間の活動自粛」処分を下した。これまで独立の噂が絶えなかった山下だけに、処分を機に退所の可能性が強まったとみる報道が出ている。
しかし、ジャニーズの後ろ盾がなくなった退所後のタレントは、経済的に大丈夫なのだろうか。芸能評論家の三杉武氏はこう語る。
「6月に独立した手越祐也(32)はユーチューブのチャンネル登録者は150万人(8月20日現在、以下同)を超え、8月には噂された女性芸能人の実名を挙げた“暴露本”を発売して初版5万部という異例の大部数。ビジネス的な面だけでいえば成功ケースとなりそうです」
手越とは違う路線で“辞めジャニーズ”の成功例とされるのが、2014年に退所した元KAT-TUNの赤西仁(36)と、2019年に退所した元関ジャニ∞の錦戸亮(35)だ。
「赤西は海外志向が強く、英語が堪能。中国のSNS『ウェイボー』のフォロワーは300万人を超え、結婚しているにもかかわらず熱心なファンに支えられています。その赤西と錦戸は共同プロジェクト『N/A』を発足し、音楽活動や動画配信、グッズ販売など精力的です。2人ともファンクラブ会員は数万人とされ、それだけで年間億単位稼ぐ計算になります」(同前)
収入面では不安がなさそうだが、共通するのは地上波テレビでほぼ見られないというところだ。