事件やスキャンダルでいったんは表舞台から姿を消しても、それを逆手にとって話題にする、または目立たない場所から少しずつ仕事に戻るのが芸能人のサバイバル術だ。とはいえ、復帰が最も難しいのがアイドルだ。
「アイドルは“ファンがついてなんぼ”の世界なので、“対ファン”への考慮は、俳優や芸人とは段違いです」(スポーツ紙記者)
元TOKIOの山口達也(48)は2018年2月に女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、同年5月にジャニーズ事務所を契約解除になったが、「相手が未成年であることに加え、嫌がる相手に無理やりキスしようとしたことで女性ファンが離れてしまったことが重い処分につながったのでは」(石川氏)とのこと。
元NEWSの手越祐也(32)は、緊急事態宣言中に女性を交じえて飲みに出かけていた不祥事が報じられ、活動自粛処分を受けた後、6月に事務所を退所。未成年女性との飲酒後、“お持ち帰り”したとして活動自粛中の山Pこと山下智久(35)も復帰の道は険しいと言われるが……。
「山P自身は相手女性が未成年であることを知らなかったとされており、契約解除には至らないのではないか。山Pは滝沢秀明・副社長との関係も深く、コンサートなどから復帰するのでは」(同前)
同じジャニーズでも、今と昔とでは「スキャンダル後」が大きく違う。