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安倍昭恵さん何も知らなかった 首相の深刻な病状に絶句

“首相のアキレス腱”といわれた昭恵さん(共同通信社)

 夫が会見を開くことは知っていたが、突然の呼び出しに、安倍昭恵さん(58才)は「何の用事かしら」といぶかしみながら首相官邸に向かった。8月28日午後5時に予定されていた安倍晋三首相(65才)の記者会見。その直前、昭恵さんを乗せたワンボックスカーが官邸にこっそりと滑り込んだという。

「何も知らなかった昭恵さんは、いつものように悠々と官邸に入ってきたそうです。そこで血相を変えた総理と対面することになった。総理から辞任することと、想定以上に深刻な病状を伝えられ、さすがの昭恵さんも絶句したそうです」(官邸関係者)

 昭恵さんは以前から「総理なんて早く辞めて」とことあるごとに夫に伝えてきた。第2次安倍政権発足後しばらくして「どうしても辞めないなら勝手にすれば。私も勝手にさせてもらうから」と険悪になったこともあったという。しかし、辞意を固めたいま、仕事より何より、“夫の命にかかわる病気とどう闘っていくか”で昭恵さんの頭は真っ白になったに違いない。

 安倍家ではいま、愛犬のミニチュアダックスフンドの「ロイ」の体調も悩みの種だ。

「ロイくんはそろそろ20才になる。人間でいえば90才を超えています。安倍首相は帰宅すると、とにかくロイくんにベッタリ。今年初め頃からかなり体調が悪化し、安倍家では必死の看病が続いているそうです。ロイくんがどんどん元気を失っていく様子を見て、総理にはこたえたでしょうね」(安倍家の知人)

 辞意と病状を伝えられ、官邸から出た昭恵さんは、そのまま隣にある首相公邸に入り、動揺を隠せない様子で安倍首相の会見をテレビ中継で見守ったという。

※女性セブン2020年9月17日号

食がどんどん細くなり、顔色は悪化の一途をたどった(時事通信フォト)

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