秋篠宮家の長女・眞子さま(28才)の将来が大きく揺れている。安倍晋三首相(65才)の辞任を受け浮上した、「女性宮家」議論が急展開する可能性。その影響は“将来の天皇”にまで及ぶという──。
「大事な愛娘の結婚についてですから、何かしら意見されたいお気持ちはあるでしょう。ですが、踏み込んだ発言はされないとみられています。“言いたくても言えない”という、もどかしいお気持ちではないでしょうか」(宮内庁関係者)
9月11日、紀子さまが54才の誕生日を迎えられる。それに伴い、紀子さまは記者からの質問に文書で回答される。
「オンラインのご接見に関するお考え、コロナ禍のご家族の過ごされ方、そして眞子さまのご結婚などに関して言及される見込みです。眞子さまと小室圭さん(28才)の結婚に否定的という紀子さまですが、いまは眞子さまの動きを待たれる“受け身”の状態。踏み込んだ発言は避けられ、“本人に任せています”といったお言葉に留まるでしょう」(前出・宮内庁関係者)
暗礁に乗り上げている眞子さまのご結婚。だが唐突にもいま、結婚を取り巻く環境が大きく変わろうとしている。8月28日、安倍晋三首相が辞任を表明。首相交代は皇室の今後と直結するとみられている。まずは秋篠宮さまが皇嗣となられたことを宣言する「立皇嗣の礼」だ。
「新型コロナ感染拡大で延期中の立皇嗣の礼は、開催時期が決まらない状態が続いています。官邸は10月中の開催を視野に調整を進めていましたが、首相辞任を受け、年内の開催も厳しくなりました。新首相への引き継ぎ、組閣などを考えると、来年の春まで開催を遅らせるかもしれません」(皇室ジャーナリスト)
立皇嗣の礼は、御代がわりに関する一連の行事を締めくくるものだ。秋篠宮さまを支えてこられた紀子さまにとっても、晴れ舞台の見通しが立たない厳しい状態が続く。さらに、首相交代は眞子さまや佳子さまの将来にこそ大きな影響を及ぼすとみられる。女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」の創設が、急転する可能性が出てきたのだ。