8月下旬の夜、東京都心の繁華街。ある雑居ビルの2階を何組もの客がひっきりなしに訪れていた。しかし、すぐにきびすを返す。そこは会員制バーだが、その日は貸し切りに。特別なゲストを招いていたからだ。
「この店は芸能界ではちょっとした有名店。斎藤工さん(39才)やムロツヨシさん(44才)らが行きつけにしていて、星野源さん(39才)は朝9時まで飲んでいたこともあった。尾上松也さん(35才)がオーナーと懇意にしていて、いろんな人を紹介しているそうです」(飲食店関係者)
松也が、その日招いたのは嵐の松本潤(37才)だった。2人の仲のよさは芸能界でも有名で、つきあいは20年以上だ。
「学年は松本さんが1つ上。中学時代には同じミュージカルに出演し、同じ高校に通っていた仲です。バラエティー番組では松也さんが松本さんのことを高校時代のあだ名『キング』と呼び、乾杯の仕方でけんかになったなどファンが知らないエピソードをたびたび披露しています。
高校時代の仲間たちとはいまでも親交があり、特に約束をしなくても、行けば誰かに会える場所があると松也さんがテレビで話していたのが、きっとそのバーなのでしょう」(芸能関係者)
途中、数人のモデル風の美女が店の中に入っていった。
「女性たちとも飲んでいたようですが、こういう時期なので、3密を回避するために人数をかなり制限した厳選メンバーだったようです。完全な貸し切りにしていたのも松本さんが気にするからだったようです。2日後が松本さんの誕生日だったようで、松也さんからのプレバースデーだったのかもしれません」(前出・飲食店関係者)
いま、松本の頭は秋に予定されている嵐の新国立競技場でのコンサートでいっぱいだという。コロナ禍は終息の兆しすら見せず、嵐のコンサートに限らず、大型イベントは開催が困難な状態が続いている。
「嵐のメンバーは最近、何度も集まっているようです。コンサートがどうなるかは未定ですが、開催できるとしてもお客さんを定員まで入れられるのか、ある程度制限するのか、その場合の演出はどうするのかなど、嵐のプロデューサーでもある松本さんには考えなくてはならないことが山のようにある。そんな松本さんの息抜きの場として、松也さんが誘ったのでしょう」(前出・芸能関係者)
親友の気遣いに英気を養ったようだ。
※女性セブン2020年9月17日号