安倍総理の潰瘍性大腸炎再発による突然の辞意表明によって予定より早めに始まった“ポスト安倍レース”。現在のところ、複数の派閥から支援を取り付けた菅氏がリードしているといわれていたが、自民党総裁選のひとつのポイントだった最大派閥の細田派も菅氏支持の方針を固め、より盤石な情勢に。また党員投票も実施しないことが決まったが結果はいかに!?
注目の自民党総裁選に出馬を表明した3候補をここでご紹介。あなたはどの候補がふさわしいと思いますか?
■菅義偉 官房長官(71才)
安倍政権を約8年間陰で支え続けた功労者。当初総裁選には意欲を示していなかったが、待望論が浮上。細田派、竹下派、麻生派、二階派、若手無派閥議員からの支持を取り付けたといわれており、一躍“ポスト安倍”最有力候補に。大好物はパンケーキで特にホテルニューオータニのものが好きだそう。
■岸田文雄 政調会長(63才)
安倍政権の党の重要ポストや大臣を任されてきた岸田氏。安倍総理の健康問題が取り沙汰される前には次期総理は既定路線といわれるほどだった。態度を明らかにしていない派閥からの支持を取り付けられるかがカギか。政界きっての“酒豪”として知られ、以前密着番組で自宅を公開した際には酒がずらりと並べられていた。
■石破茂 元幹事長(63才)
安倍総理とは一定の距離を保ちながらも、国民からの待望論が根強い石破氏。安倍総理からの安全保障法制担当大臣のポスト就任要請を固辞してきた過去もあり、総理側近の派閥からの人望がないことが最大の難点。戦艦とアイドルのオタクとして知られ、ネット民からは親しみを込めて“ゲル閣下”と呼ばれることも。
※女性セブン2020年9月17日号