芸能

岡田晴恵さん 白鴎大学の学生から証言「TVとは別キャラ」

2006年、「時の人」として新聞のインタビュー記事に登場した岡田さんは、新型インフルエンザへの備えを主婦らに訴えていた(写真/共同通信社)

 さまざまな体験取材でおなじみの“オバ記者“ことライター・野原広子(63才)が、気になる時事問題にゆるくツッコミを入れる! 今回のテーマは「岡田晴恵さん」です。

 * * *
 コロナ禍もひと段落、といっても感染症が終息に向かいつつあるという意味ではなく、テレビの向こう側の役者が出そろい、チラッと映っただけで、私ら視聴者は相手が何を発信しようとしているのか、秒速でわかるようになったということ。

 たとえば、小池百合子都知事が防災服を着ていれば、次の瞬間、ああ、今日の感染者数の発表だなと思う。西村康稔経済再生相が出てくると、その顔つきで緊迫具合がわかり、今日は聞かなくてもいいか、と察する。菅義偉官房長官の“塩辛顔”にしたってそう。要は、いつものメンバーがいつもの顔つき、服装で出ていれば、明日をも知れないコロナ禍の中で日常を感じられるようになったのよ。

 コロナ禍になってつくづく思うわ。人は何を着ているか、どんなものを身につけているかが、すでに言葉なのよね。

 その中で、ずっと違和感というか、テレビの向こうから発信される“見た目言語”を読み解けない人がいる。「コロナの女王」と呼ばれて久しい白鴎大学教授の岡田晴恵さんよ。今年の1月中旬から感染症の解説者として登場して、あっという間に話題の人に。春先には「テレビに出るたびにキレイになる」と、私の周りのおばちゃん仲間は言ってたもんね。

 そのたび私は、「ヘアメイクが張り切っているだけ。学者の岡田さんは感染症以外関心がないから、メイクの人のやりたいようにさせているのよ」と、反論しまくっていたの。それで相手が納得しなければ、小池都知事を引き合いに出した。「ほら、最初の頃、都知事は防災服のえりを粋に立てたら、『何のつもりだ』という批判が出てすぐに元に戻したじゃない。でもその代わり、マスクのオシャレ度は意地でも落とさない。だって票になるもの」と。

関連記事

トピックス

春の園遊会に参加された天皇皇后両陛下(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会ファッション》皇后雅子さま、選択率高めのイエロー系の着物をワントーンで着こなし落ち着いた雰囲気に 
NEWSポストセブン
現在はアメリカで生活する元皇族の小室眞子さん(時事通信フォト)
《ゆったりすぎコートで話題》小室眞子さんに「マタニティコーデ?」との声 アメリカでの出産事情と“かかるお金”、そして“産後ケア”は…
NEWSポストセブン
逮捕された元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告(過去の公式サイトより)
「同僚に薬物混入」で逮捕・起訴された琉球放送の元女性アナウンサー、公式ブログで綴っていた“ポエム”の内容
週刊ポスト
まさに土俵際(写真/JMPA)
「退職報道」の裏で元・白鵬を悩ませる資金繰り難 タニマチは離れ、日本橋の一等地150坪も塩漬け状態で「固定資産税と金利を払い続けることに」
週刊ポスト
精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)
ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー
NEWSポストセブン
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン