ムロツヨシ(44才)の主演ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)がじわじわと人気上昇中だ。ムロの役柄は、売れない小説家・ガタロー。永野芽郁(20才)が演じる一人娘・さくらを見守るため、同じ大学を受験して同級生になる。娘に悪い男が近づかないかと目を光らせる過激な親バカぶりが話題のコメディードラマだ。現実でも、過剰な親バカぶりは父親の方が目立つという。ガタローは娘の同級生になったが、同級生でもないのに修学旅行に勝手に同行した父親がいる。
「うちの夫、娘の中学校の修学旅行にこっそりついて行ったんです。私は猛反対したんですが、夫は絶対に気づかれないようにするから、遠くからビデオを撮るだけだから大丈夫の一点張り。木や建物の陰に隠れていたようですが、結局は奈良公園で、不審な動きをしていたようで娘にバレてしまい、夫はしばらく口もきいてもらえませんでした」(50才・福岡県)
動画を撮るだけでは飽き足らず、SNSで過剰にアピールする父親もいる。
「友人の夫は毎日、何十枚も子供の写真をSNSに投稿していて、うんざりしながら眺めています。それも、画像アプリで加工しているせいで、実物以上に目が大きくなっていて…宇宙人みたいで怖いです」(34才・茨城県)
わが子自慢をしたいなら、専用のSNSを使うという手もある。『OYABAKA』というアプリは、子供の写真や動画の投稿が前提となっているため、気兼ねなくわが子自慢に没頭できそうだ。 SNSで子供のかわいい姿を見せつけるのはまだまだ序の口。子供の写真を使ってオリジナルグッズを作り、周囲に配る親バカもいるという。
「同じマンションに住んでいる、うちの子と同世代の子のパパはかなりの親バカです。子供の写真を入れたキーホルダーやTシャツを作っては『よかったらどうぞ』とくれるんです(笑い)。正直、よその子のキーホルダーなんていらないし、かといって捨てるに捨てられず、困っています」(45才・宮城県)
一般的に、父親は娘の涙に弱いものだが、親バカであればなおさらだ。
※女性セブン2020年9月17日号