「わ・か・り・ま・す・よ・ね?」。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で主人公と敵対し、人差し指ポーズで小馬鹿にする白井大臣役・江口のりこ(40)がブレイク中だ。
「芸歴は20年を超え、舞台からドラマ、映画まで幅広くこなす、知る人ぞ知るバイプレイヤーでした。『ドラゴン桜』(TBS系2005年)やNHK大河『花燃ゆ』(2015年)など、有名ドラマにも脇役で出演している。
『半沢』で江口の上司・箕部幹事長役の柄本明率いる『劇団東京乾電池』で徹底的に鍛えられてきたので、その演技力はお墨付き。『半沢』で一気に知名度を上げました」(テレビ誌記者)
そんな江口の評判は、“脱ぎっぷり”にも及ぶ。
「実に潔く、しっかり脱ぎきっている」と映画関係者が絶賛する作品が、『戦争と一人の女』(2013年公開)だ。
作家・坂口安吾の短編を原作とするこの映画に、江口はヒロインで出演。酒場の女将役を演じる江口は、主人公の作家(永瀬正敏)と昼間から互いの体を求め合った。
「江口の着物がはだけて、永瀬の手が伸びる。その吐息や恍惚の表情は、演技とは思えないほど真に迫っていた」(映画関係者)
江口は、映画『月とチェリー』(2004年公開)でもフルヌードを披露している。
「『半沢』のおかげで出演オファーが増えることは確実。今後も作品次第では堂々と脱ぐでしょうね」(同前)
この女優魂、ブレイクは必然だった。
※週刊ポスト2020年9月18・25日号