「最近のXさんは、いわゆる“あきらめモード”。夏バテ気味で元気がありませんし、借金問題についての話もめっきり減りました。私に“こう動いてほしい”と要請することもなくなった。そもそも、小室さんからはまったく音沙汰がありません」
小室圭さんの母・佳代さんと金銭トラブルを抱える元婚約者Xさんの代理人はそう嘆息する。Xさんがあきらめモードになるのも、実は無理もない。借金問題が消滅するときが迫っているのだ──。
秋篠宮家の長女の眞子さまと、小室さんの婚約内定が発表されたのはちょうど3年前の9月3日。瞬く間に祝福ムードが広がったが、佳代さんの借金問題が明るみに出るとそれも一転、翌2018年には結婚行事が延期され、宮内庁は「再来年(2020年)への延期」を発表した。
「『再来年』である今年中には何らかの発表があるべきです。9月11日には紀子さまが誕生日を迎えられますが、発表の“本命”とみられるのは秋篠宮さまの誕生日。紀子さまは核心に迫る言及を避けられ、秋篠宮さまが11月30日の誕生日で『再延期』を発表されるというのが大方の見方です」(皇室ジャーナリスト)
一方、当事者である小室さんは新たな動きを見せる。
「留学先の米ニューヨーク・フォーダム大学は8月末から秋学期が始まり、対面での授業が再開されました。法律事務所でのインターンシップも始まっているようで、小室さんも受け入れ先を見つけたと聞いています」(在米ジャーナリスト)
少しずつ日常を取り戻し、自身の結婚にもゆっくりと向き合う時間が取れるはず。だが、元婚約者Xさんにはいっこうに連絡はないまま。それにはある理由があるという。キーワードは「時効」。あまり知られていないが、借金には時効が存在する。簡単に言えば、10年経てば、“借りたカネを返さなくてもいい”ことになるという。
「Xさんは佳代さんと婚約直後、小室さんの国際基督教大学への入学費用として、約45万円を佳代さんの口座に振り込んだそうです。それは2010年11月1日のこと。つまり、今年の同日にはその借金が時効を迎えます。Xさんは佳代さんと婚約していた2年間で10回にわたって、のべ約400万円を貸したそうです。その1回ごとの借金は、10年経つごとに順次時効を迎えていく」(別の皇室ジャーナリスト)
ただ、借金を“なかったこと”にするには、ある手順を踏む必要があるという。銀座さいとう法律事務所の齋藤健博弁護士が解説する。