映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』の初日舞台挨拶が、新宿バルト9で行われ、出演者の清原果耶、伊藤健太郎、そして藤井道人監督が出席した。さらに、ロサンゼルスにいる桃井かおりからビデオメッセージも公開された。
野中ともそ氏の同名小説を原作とする本作。昨年公開され、大きな話題となった映画『新聞記者』を手掛けた、藤井道人監督がメガホンをとった。
『今日から俺は!!』などの作品で、個性的な役を演じることも多い伊藤だが、今回”普通の大学生”を演じたことについて、「普通の男の子ってすごく難しいと思う」としながら、「楽しかった」とコメント。感情を包み隠さないのが”普通の男の子”に近いと感じており、その点を意識して演じたという。
主人公・大石つばめを演じた清原は、初日を迎えたことについて「ものすごく感慨深い」と喜びの表情を浮かべながらも、「緊張が解けないまま、今ここに立っている」とコメントした。
また、イベントでは清原と伊藤が、”宇宙一しみる言葉”を書いて披露。清原が「初日」、伊藤は「しぶとく生きる」と書いた。
撮影/小彼英一