このところテレビで散見されるのが、体調不良の出演者がコロナ感染予防を徹底するために「大事をとってお休み」するケースだ。
発熱の症状があったとして、ハリセンボン・近藤春菜(37)が『スッキリ』(日本テレビ系)のスタジオ出演を欠席したのは8月31日のこと。7月には『news zero』(日テレ系)のMCを務める有働由美子アナ(51)も、発熱を理由に番組を休んだ。
いずれもコロナではなかったが、今のご時世、「具合が悪い」となれば“出演を控える”のが常識になりつつあるという。
「4月に『報道ステーション』(テレビ朝日系)スタッフの間で集団感染が発生したこともあり、他の出演者、とくに大御所タレントに感染させることのないように、番組側も事務所側も過敏になっています。
有働アナの前には嵐の櫻井翔さん(38)が体調不良で『zero』を休んだのですが、『自分より周りへの感染に気を遣っていてキャスターの鑑だ』というようなメールが番組にたくさん届いたんです。それで日テレとしても休んでもらうことに躊躇がなくなった」(日テレ関係者)