10月1日から全国で順次開始されるGo Toイートキャンペーン。新聞やテレビ報道を見ているだけだと「やり方がよくわからなくて面倒臭そう……」と最初から諦めている人もいるのではないか。少しの手続きとコツさえ掴めば、家族との食事や会社の飲み会など、様々な場面で得することになるのだから、まずは知らなきゃもったいない。
まずGo To イートキャンペーンの利用方法には、地域の販売窓口で「プレミアム付き食事券」を購入する方法と、飲食店のネット予約で「オンライン飲食予約ポイント」を貯めて使う方法の2つがある。
より手軽に利用できるのが「プレミアム付き食事券」で、これはキャンペーン登録店で使える食事券のこと。500円券と1000円券があり、購入額の25%が上乗せされて販売される。たとえば、1万円分購入すると1万2500円分を外食で利用できる。
これを踏まえ、気になるギモンをQ&A形式で解消していく。
【販売窓口はどこ?】
自治体によって異なるが、商工会議所、コンビニ、郵便局、スーパーなどで販売される見込み。事業予算に限りがあるので、早い者勝ちや抽選になると予想される。
【全国どこでも買える?】
47都道府県で食事券を購入できるようになるというが、食事券は購入した自治体内でしか使えないので注意が必要。
【近くに買える場所がない場合は?】
「販売方法は、『販売窓口に並ぶ』以外に『ハガキやネットによる抽選』『ネット申し込みで先着順』など、自治体によって異なります」(消費者問題研究所代表・垣田達哉氏)
例えば香川県は往復ハガキの抽選方式で、当選したら引換所で購入する。自分が住んでいる都道府県のHPで確認したい。
【何度でも買える?】
「回数や総額の制限はありません」(農林水産省Go To Eatキャンペーン準備室)
【買うときに必要なものは?】
「本人確認ルールは設けていないので、身分証などは必要ありませんが、各自治体の案内を確認してください」(同前)