異例の深夜のガサ入れに「薬物疑惑」まで囁かれた。9月22日、元TOKIOの山口達也(48才)が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕され、24日には自宅マンションの家宅捜索が行われた。
「酒気帯び運転と物損事故でガサ入れは聞いたことがありません。だから“薬物か”という憶測さえ流れましたが、家賃8万円程度のワンルームマンションからは封のあいた1.8リットルの紙パックの麦焼酎が出てきただけ。事件を大きくして見せしめにしたい検察の横暴さと、元アイドルの寂しい実生活が明らかになったという、誰も得をしない結果となりました」(テレビ局関係者)
2018年4月、酒に酔って女子高生に強制わいせつを行い、書類送検(起訴猶予)されたことで所属事務所との契約を解除された山口は、その人生を酒で狂わせた。アルコール依存症とまで報じられ、昨年夏、本誌女性セブンの独占取材に答えた山口は、「断酒生活をしています。治療によってだいぶ改善されました」と明るく話していたが、酒を断つことはできなかったようだ。
だが、「今回の件は許されないことですが、彼がこの2年間、何の反省もしていなかった、と捉えられるのはつらい」と話すのは山口の知人だ。
「医療機関で治療を受け、少なくとも1年ほど前までは確実に断酒に成功していたはず。ただ、今年に入って徐々に様子がおかしくなっていったように思う。彼が連絡できる人は限られていますが、その人たちに“不安だ”“呼吸ができなくなる”と相談していたんです」
TOKIO脱退後の山口は、兄夫婦の近所に引っ越し、サポートを受けながら暮らしてきた。取材では「たまにお寺で掃除や写経をさせてもらい自分を見つめ直している」と語っていたが、実際の生活は息が詰まるものだったという。
「お寺の作業は先方の都合もありますから数か月に1度。通院も3か月に1度カウンセリングのようなものを受ける程度でした。それ以外は家の中に缶詰め状態。当初はスーパーに行き自炊もしていたけれど、やがて人の目が気になり宅配で済ませるように。兄夫婦や友人たちにも“おれと会うと迷惑だろう”と、電話やLINEでしか連絡をとらないようになっていたようです。
彼は芸能界でも屈指のサーファーですが、“いまは反省の日々だから”と退所してから一度も海に入っていない。人と会わず趣味もない“引きこもり生活”だったのです」(前出・山口の知人)