「将来の天皇」の進学先候補として浮上した高校は、都内随一の狭き門。しかし、その門をこじ開ける “手段”があるという。「将来の天皇の母」は、どんな決断をされるのか──。
「実に8か月ぶりの外出を伴うご公務でしたが、堂々と落ち着いた振る舞いをされていました。周囲が気を揉む小室圭さんとのご結婚の行方のことも切り離され、粛々と公務に臨まれているようでした」(皇室記者)
秋篠宮家の長女の眞子さまは9月16日、都内デパートで「日本伝統工芸展」を鑑賞された。眞子さまは10月23日に29才の誕生日を迎えられる。「30才までのご結婚を意識されている」(皇室関係者)とされ、ご結婚の結論も、間もなく明らかにされるはずだ。
「その発表の前に、秋篠宮家にとって重要な儀式『立皇嗣の礼』を終えなければなりません。政府は11月中旬を目途に、規模を縮小して開催する調整に入りました。ですが、盛大に行いたいという紀子さまのご意向とは食い違っているそうです。さらに、立皇嗣の礼、眞子さまのご結婚の発表と並んで、もう1つ重要なスケジュールが差し迫っています。ご長男である悠仁さまの進学先の決定です」(宮内庁関係者)
悠仁さまは来年、中学3年生となられる。通われるお茶の水女子大学附属中学校(東京・文京区)は、中学まで共学だが、高校からは女子校になる。そのため、悠仁さまは再来年2022年の春、外部の学校へ進学される。
「一時は悠仁さまが内部進学できるように、附属高校を『共学化』する案が持ち上がりました。ですが、女子校の伝統を大切にするOGの反対もあり、すぐ頓挫したそうです」(皇室ジャーナリスト)
悠仁さまは皇位継承順位第2位の“将来の天皇”だ。高校には高度な警備態勢が求められる。「進学は再来年とはいえ、1年ほど前から決めておかないと、進学先の警備が確立できない」(前出・皇室ジャーナリスト)というから、高校選びは待ったなしだ。
悠仁さまの成績は『週刊朝日』(2019年5月31日号)によると「学年でもトップクラス」だという。それもあってか、「東大進学」が紀子さまの悲願だといわれてきた。
「中学入学前、紀子さまと悠仁さまは都内屈指の進学校である渋谷教育学園渋谷中学高等学校(東京・渋谷区)の文化祭を見学されたそうです。ほかにも、いくつか有名私立校を見て回られ、紀子さまの熱意を感じました」(前出・皇室ジャーナリスト)
そこには、紀子さまの“人任せにできない性格”が垣間見える。
「紀子さまは悠仁さまの教育面のみならず、身の回りのことにもつきっきりだそうです。悠仁さまがお召しになる服は紀子さまが選ばれ、TPOや季節感、サイズ感にも気配りされるそうです。徹底ぶりは相当なもので、思い通りの服が用意できないと職員に厳しく指導されることもありました。悠仁さまは黙ってその様子をご覧になっているようです」(前出・宮内庁関係者)