不倫報道によって、窮地に追いやられている競泳の瀬戸大也選手(26才)。今後の選手生活に大きな影響を与えかねない状況だ。
瀬戸選手は9月23日、都内のラブホテルで妻とは別の女性と会っていたと『週刊新潮』に報じられた。その後、また別の複数の女性と不貞行為に及んでいたことも報じられている。
今回の不倫報道を受けて、所属していたANAは瀬戸選手との契約を解除。そのほか、優佳夫人と夫婦で出演していた「味の素」とのCM出演契約も解除された。また、瀬戸選手は東京五輪の競泳チーム日本代表主将とJOCのシンボルアスリートの辞退を申し入れた。10月6日に行われる日本水泳連盟の常務理事会で、瀬戸選手の処遇が話し合われる予定だ。
このままでは、選手活動もままならない瀬戸選手。この状況を打開する策はあるのだろうか。
「世間の声の中には“謝罪会見を開くべきだ”という声も少なくないようです。瀬戸選手は、マネジメント事務所を通じて謝罪コメントを出していますが、それだけでは足りないと感じている人も多いということですね」(メディア関係者)
謝罪会見を開いたからといって、必ずしも世間が許してくれるわけではない。むしろ、火に油を注いでしまうこともある。
「会見でしどろもどろになれば、また叩かれてしまうかもしれないし、逆にうまく受け答えできれば、許されることもある。どちらに転ぶかはケースバイケース。本人が会見を開きたくても、周囲が止めることもある。下手に失敗しないために、謝罪会見を避けるという選択もあるのでしょう」(同)
また、謝罪会見を開くタイミングも重要だという。有名人の謝罪会見をウォッチし続けるフリーライターの大塚ナギサ氏はこう話す。
「騒動が大きくなって、世間のバッシングが強くなってからだと、許してもらうためのハードルはどんどん高くなってしまいます。だからこそ、“この人は叩いていい”という世間の空気ができ上がる前に謝罪会見を開いたほうが、反省の気持ちが伝わりやすいという傾向があります。瀬戸選手の場合は、すでにバッシングの空気ができ上がっている状態なので、ここから謝罪会見を開いて一気に風向きを変えるというのは、簡単ではないと思いますね」
しかし、それでも会見は開いたほうがいいという考え方もある。