金メダル確実とも言われたアスリートが窮地に追い込まれている。競泳界のスター・瀬戸大也(25才)が、妻・優佳さん(25才)とは別の女性とラブホテルで時を過ごしていたと、『週刊新潮』に報じられた。9月30日、瀬戸は所属していたANAから契約を解除され、日本オリンピック委員会(JOC)の「シンボルアスリート」の辞退を申し入れた。さらに10月4日、夫婦揃ってCMに出演していた食品メーカーから広告出演契約を解除された。
「日本を代表する企業であるANAは、大坂なおみ(22才)や高梨沙羅(24才)ら多くのアスリートのスポンサーであるものの、実際にANAに所属するのは羽生結弦(25才)と瀬戸の2人だけ。本当に選び抜かれた超トップアスリートだけが所属契約を結べ、契約金は年間数千万円に上るとされ、さらに成績や活躍によるインセンティブが用意されていたそうです。
また、JOCのシンボルアスリートに選ばれると年間1000万~2000万円の協力金が選手に支払われる。複数の優良企業のCM出演料も高額です。瀬戸も年収1億円はあったでしょう。しかし、今回の騒動で、それらはすべて白紙になり、収入は1億円からゼロに。それどころか、違約金が発生する可能性すらあります」(スポーツ紙記者)
起死回生を図るには、本業の競泳で実力を見せつけるほかない。しかし、その道も閉ざされかかっている。
「国内大会に出るには、日本水泳連盟(日水連)に登録する団体に所属する必要があります。基本的には国内の結果で国際大会の選手選考が行われるので、国際大会へも出場が厳しくなった。トップクラスの水泳選手の年間経費は、コーチング費、海外遠征費、合宿費などすべて合わせて1000万円をゆうに超えます。選手はスポンサーと日水連からそのお金を出してもらっています。
もちろんそれ以外に、家族を養うお金が必要です。普通の仕事で工面できる額ではないですし、そもそもトレーニングがあるので、仕事をしている時間はない。このまま『所属なし・スポンサーなし』が続くと、彼の競技人生はこのまま終わってしまうかもしれません」(競泳関係者)
瀬戸に打つ手はあるのか。
「いま瀬戸さんの受け入れに手を挙げる企業・団体はないでしょう。現実的には、母校・早稲田大学の競泳部か、地方のスイミングクラブか。それでも、すぐには難しい。個人で団体を立ち上げることも可能ですが、優佳さんの 父・馬淵崇英さん(56才)が長く指導している兵庫・宝塚のスイミングクラブに頭を下げるのが早いかもしれません」(別の競泳関係者)
※女性セブン2020年10月22日号