芸能

SWマニア 21年かけて主要キャストのサインコンプリート

アンソニー・ダニエルズやケニー・ベイカー、ピーター・メイヒューなどいまや鬼籍に入ったキャストも(写真/Ryumaさん提供)

 1977年に全米で第1作が公開して以来、世界中で愛され続けている『スター・ウォーズ』(以下、SW)シリーズ。その関連グッズを集めているコレクターも少なくない。飲食店に勤務する40代の男性Ryumaさんは、5才のときにSWに出会い、どっぷりハマり、たくさんのグッズを求めて世界を渡り歩くようになったという。そんなRyumaさんに、こだわりのSWグッズを紹介してもらった。

 * * *
 ぼくが持つSWコレクションの中でも、唯一無二といっていいのが主要キャストたちのサインです。『新たなる希望』のラストシーンの写真に、ジョージ・ルーカス監督、ルーク役のマーク・ハミルなどが入っています。レイア姫役のキャリー・フィッシャー(享年60)は2016年12月に亡くなっているので、いまとなっては手に入れたくても入れられないサインです。

 これは実際にイベントに行って直接もらったり、海外にいるSW仲間に頼んで、書き込んでもらってきたりして、かなり手間がかかりました。

 なかでも苦労したのがハン・ソロ役のハリソン・フォード。なかなか機会がなかったのですが、アメリカでイベントがあって、そこでサインがもらえる!となり、現地在住の友人に頼み込んで、ようやく入手できました。代行で頼んだので、運賃や手数料を含め10万円以上! それでも、これでコンプリートできたので満足しています。

 ここに至るまで21年かかりました。

 海外ファンとのやりとりは基本、英語。ペラペラというわけでなく、特に勉強もしていませんが、SWのときだけ会話が成り立ちます。フォースのお導きなんでしょうか(笑い)。

 SWには外車1台買えるくらいはつぎ込んで来ましたが、このハリソン・フォードのサインがいちばんの高額商品でした。

◆ミレニアム・ファルコン号のおもちゃ

かなり精巧に作られたミレニアム・ファルコン号の模型。当時6才にして、2万円以上という大金をはたいて購入(写真/Ryumaさん提供)

 SWグッズは、現在、2LDKのマンションの一室(6畳)と実家の部屋(6畳)に収納しています。数はもう数え切れないくらいあふれていて……。

 うちは両親もコレクター気質で、人形とか好きなものを集めているので、それがぼくにも受け継がれているのでしょうか。

 妻は内心、「もうこれだけのグッズ、売ってもいいんじゃない?」と思っているかもしれませんが、ぼくが“SWマニア”とわかって結婚しているので、何も言いません。

 思い出深いグッズといえば、ハン・ソロが乗っていた宇宙船『ミレニアム・ファルコン号』のおもちゃ。6才のときに父親と一緒にプラモデル専門店に行き、お年玉で買って以来、大切に飾っています。当時、一万円札は聖徳太子で、“聖徳太子2枚分”の金額はしたかと思います。

【プロフィール】
Ryumaさん/飲食店に勤務。5才のときに『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』(公開時)を見て以来、その世界にどっぷりハマる。以降、コネクションを駆使し、フィギュア、サイン、おもちゃなど、世界中の『スター・ウォーズ』関連のグッズを集める。

※女性セブン2020年10月22日号

関連記事

トピックス

不倫を報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁との手繋ぎツーショットが話題》田中圭の「酒癖」に心配の声、二日酔いで現場入り…会員制バーで芸能人とディープキス騒動の過去
NEWSポストセブン
父親として愛する家族のために奮闘した大谷翔平(写真/Getty Images)
【出産休暇「わずか2日」のメジャー流計画出産】大谷翔平、育児や産後の生活は“義母頼み”となるジレンマ 長女の足の写真公開に「彼は変わった」と驚きの声
女性セブン
春の園遊会に参加された愛子さま(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会で初着物》愛子さま、母・雅子さまの園遊会デビュー時を思わせる水色の着物姿で可憐な着こなしを披露
NEWSポストセブン
田中圭と15歳年下の永野芽郁が“手つなぎ&お泊まり”報道がSNSで大きな話題に
《不倫報道・2人の距離感》永野芽郁、田中圭は「寝癖がヒドい」…語っていた意味深長な“毎朝のやりとり” 初共演時の親密さに再び注目集まる
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された天皇皇后両陛下(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会ファッション》皇后雅子さま、選択率高めのイエロー系の着物をワントーンで着こなし落ち着いた雰囲気に 
NEWSポストセブン
週刊ポストに初登場した古畑奈和
【インタビュー】朝ドラ女優・古畑奈和が魅せた“大人すぎるグラビア”の舞台裏「きゅうりは生でいっちゃいます」
NEWSポストセブン
現在はアメリカで生活する元皇族の小室眞子さん(時事通信フォト)
《ゆったりすぎコートで話題》小室眞子さんに「マタニティコーデ?」との声 アメリカでの出産事情と“かかるお金”、そして“産後ケア”は…
NEWSポストセブン
逮捕された元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告(過去の公式サイトより)
「同僚に薬物混入」で逮捕・起訴された琉球放送の元女性アナウンサー、公式ブログで綴っていた“ポエム”の内容
週刊ポスト
まさに土俵際(写真/JMPA)
「退職報道」の裏で元・白鵬を悩ませる資金繰り難 タニマチは離れ、日本橋の一等地150坪も塩漬け状態で「固定資産税と金利を払い続けることに」
週刊ポスト
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン