1977年に全米で第1作が公開して以来、世界中で愛され続けている『スター・ウォーズ』(以下、SW)シリーズ。その関連グッズを集めているコレクターも少なくない。飲食店に勤務する40代の男性Ryumaさんは、5才のときにSWに出会い、どっぷりハマり、たくさんのグッズを求めて世界を渡り歩くようになったという。そんなRyumaさんに、こだわりのSWグッズを紹介してもらった。
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ぼくが持つSWコレクションの中でも、唯一無二といっていいのが主要キャストたちのサインです。『新たなる希望』のラストシーンの写真に、ジョージ・ルーカス監督、ルーク役のマーク・ハミルなどが入っています。レイア姫役のキャリー・フィッシャー(享年60)は2016年12月に亡くなっているので、いまとなっては手に入れたくても入れられないサインです。
これは実際にイベントに行って直接もらったり、海外にいるSW仲間に頼んで、書き込んでもらってきたりして、かなり手間がかかりました。
なかでも苦労したのがハン・ソロ役のハリソン・フォード。なかなか機会がなかったのですが、アメリカでイベントがあって、そこでサインがもらえる!となり、現地在住の友人に頼み込んで、ようやく入手できました。代行で頼んだので、運賃や手数料を含め10万円以上! それでも、これでコンプリートできたので満足しています。
ここに至るまで21年かかりました。
海外ファンとのやりとりは基本、英語。ペラペラというわけでなく、特に勉強もしていませんが、SWのときだけ会話が成り立ちます。フォースのお導きなんでしょうか(笑い)。
SWには外車1台買えるくらいはつぎ込んで来ましたが、このハリソン・フォードのサインがいちばんの高額商品でした。
◆ミレニアム・ファルコン号のおもちゃ
SWグッズは、現在、2LDKのマンションの一室(6畳)と実家の部屋(6畳)に収納しています。数はもう数え切れないくらいあふれていて……。
うちは両親もコレクター気質で、人形とか好きなものを集めているので、それがぼくにも受け継がれているのでしょうか。
妻は内心、「もうこれだけのグッズ、売ってもいいんじゃない?」と思っているかもしれませんが、ぼくが“SWマニア”とわかって結婚しているので、何も言いません。
思い出深いグッズといえば、ハン・ソロが乗っていた宇宙船『ミレニアム・ファルコン号』のおもちゃ。6才のときに父親と一緒にプラモデル専門店に行き、お年玉で買って以来、大切に飾っています。当時、一万円札は聖徳太子で、“聖徳太子2枚分”の金額はしたかと思います。
【プロフィール】
Ryumaさん/飲食店に勤務。5才のときに『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』(公開時)を見て以来、その世界にどっぷりハマる。以降、コネクションを駆使し、フィギュア、サイン、おもちゃなど、世界中の『スター・ウォーズ』関連のグッズを集める。
※女性セブン2020年10月22日号