今年8月、宮根誠司(57才)らアナウンサーが多く所属する芸能事務所を離れ、広末涼子(40才)ら国民的女優が名を連ねる事務所に電撃移籍した田中みな実(33才)。
「いまの田中さんはバラエティーで活躍するアナウンサー業に加えて、雑誌ではモデル、そしてドラマでは女優とまさに“無双”状態。そんななか、女優として、12月放送のNHKドラマ『ノースライト』への出演が発表されました」(芸能ジャーナリスト)
西島秀俊(49才)主演の『ノースライト』は、一級建築士が主人公となる同名ミステリーが原作。田中は主人公が勤める設計事務所の事務員で、事務所所長との不倫関係が疑われるという重要な役どころだ。女優転身に向け、盤石な体制を整えたように見える田中だが、その裏では移籍後の出演作を巡ってひと騒動が起きていたようなのだ。
「田中さんの出演を“移籍後初ドラマ”と報じるメディアもあり、注目度の高さは充分です。ところが、本来“移籍後初”となる作品は、まったく別のものだったのです」(テレビ局関係者)
田中は、10月14日スタートのドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)の続編に出演予定だったという。
「昨年7月に放送された同作で、田中さんはゲスト出演ながら、ボンデージ姿でセクシーな泥棒役を好演。主演の深田恭子さん(37才)に負けず劣らずのインパクトで、大きな話題となりました」(前出・テレビ局関係者)
田中は、『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)での怪演が世間を騒然とさせていたが、『ルパンの娘』での堂々とした演技が評価されてのオファーだった、との声も聞こえてくるほど。
「田中さん自身も思い入れは充分で、オファー当初は出演を快諾していたのですが、事務所移籍後に突然、取りやめたいとフジテレビ側に申し出たようなのです。多忙を極めるなかで、仕事の詰め込みに難色を示すようになってしまったのだとか。今後、本格派女優として活動するキャリアを考えて、“イロモノ役は避けたい!”という意図もあったのかもしれません。ただ、話題になりそうな露出度の高い衣装を用意していたんですけどね……。まだ実績を積むべき段階でのドタキャン騒動は、よい印象を与えません」(前出・テレビ局関係者)
フジテレビに経緯を聞くと、「田中みな実さんの出演に関しては、現時点でお答えできることはございません」と、回答した。もしかしたら、“みんなのみな実”の大逆転出演に期待してもいいのかも?
※女性セブン2020年10月29日号