ご結婚問題に揺れ、眞子さまと紀子さまの“距離感”が報じられることは多い。だが、ある皇室関係者は「紀子さまとの溝が深いのは、むしろ佳子さまの方」と言う。すれ違いを決定づけた、母娘のぶつかり合い──。
「大変な状況のなか、開催できたことをうれしく思います。ただ、新型コロナでスクールを辞めた人がいたことが本当に悲しいです……」
10月初旬、都内の市民ホールで、あるダンススクールの発表会が行われた。ステージでは多彩なダンスが繰り広げられ、観客席からは大きな拍手が送られる。だが、発表会の終盤、主催者はさみしそうにそうつぶやいた。
「発表会は、秋篠宮家の次女の佳子さまが通われるダンススクールによるものでした。佳子さまは昨年、発表会に参加され、『へそ出し衣装』で妖艶なダンスを披露されて話題になりました。しかし、残念ながら今年は参加されなかったようです。新型コロナウイルスの影響を考慮され、スクール通いを自粛されているのでしょう」(皇室記者)
佳子さまは、学習院女子高等科時代にも文化祭でダンスを披露されるなど、長年、趣味でダンスに取り組まれてきた。平時であれば、今回の発表会にも出演され、会に華を添えられたに違いない。「ただ、紀子さまは内心、安心されているのではないでしょうか」とは、ある皇室ジャーナリストだ。いったいどういうことなのか──。
佳子さまは9月27日、鳥取県で行われた「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式に動画でお言葉を寄せられた。
「実は、コロナの感染が拡大してから、公務で出席される予定だったイベントに動画でメッセージを寄せられたのは、皇族方の中で佳子さまが初めてです。内親王で次女というお立場上、新しい取り組みに挑戦しやすかったのでしょう。10月10日には『国際ガールズメッセ』にもビデオメッセージを送られるなど、積極的な姿勢を見せられています」(宮内庁関係者)
とはいえ、佳子さまの“お出まし”の回数が増えたのは、今年に入ってからだという。
「佳子さまは秋篠宮家のなかで、“最もご動静が表に出てこない方”といわれています。大学卒業後は大学院に進学されるわけでもなく、就職をされたわけでもない。“普段は何をして過ごされているのだろう”と関係者の間で話題になるほどでした」(前出・宮内庁関係者)
なかなか表にお姿を見せられない佳子さまは、一部では「趣味のダンスだけをされている“高等遊民”」などとも報じられた。