コロナ禍でこれまで以上に“商品価値”の浮き沈みが激しくなった芸能界。人気商売であるタレントの“格”が如実に反映されるのが「CM出演料」だ。本誌・週刊ポストは大手広告代理店がCM交渉のために作成した最新の「ギャラリスト」を入手した。
リストの金額はテレビCM単体の出演料ではなく、新聞広告やイベント、インターネットなどへの露出も含めた「年間契約料」の相場を示している。
今年は各企業が広告費を抑えており、タレントにとっては“冬の時代”だが、躍進を遂げた女優もいる。本誌・週刊ポストが4年前(2016年8月26日号)に入手した同様のリストと比較して「大幅アップ」したのが、長澤まさみ(33)だ。
4年前に6000万~7000万円だった長澤は、最新の“査定”で8000万~9000万円と2000万円アップ。大手広告代理店関係者が語る。
「出演映画が立て続けに大ヒットしたことが最大の理由です。最近は映画公開に合わせて主演級がテレビ番組にパブ出演するため、長澤の露出が増えていることも人気を後押ししている」
続いて上位でギャラアップを勝ち取ったのが井川遥(44)。4年前から1000万円アップの7000万~8000万円だ。