アジア出身の新進作家が製作した作品を上映する『第21回東京フィルメックス』の開会式が10月30日、東京・有楽町朝日ホールで開催された。イベントには、特別招待作品としてオープニング上映された『愛のまなざしを』に出演する、仲村トオル、杉野希妃、中村ゆり、片桐はいり、さらに万田邦敏監督が登壇した。
今回仲村は、妻を失ったショックから立ち直れない精神科医・貴志を演じる。万田監督作品に出演するのは4回目ということで、「期待以上になっていると思います」と自信を見せていた。
『第21回東京フィルメックス』では、アジアの作家による12作品でコンペティションを実施。万田監督が審査委員長を務め、映画評論家のクリス・フジワラ、アンスティチュ・フランセ日本の映画プログラム主任・坂本安美、プロデューサーのエリック・ニアリ、映画評論家のトム・メスが審査を担当する。11月7日に授賞式が行われる。
撮影/小彼英一