40年ぶりに披露された、まばゆい美ボディーに目を奪われたのは、かつて彼女に胸をときめかせた男性だけではなかった。
「美魔女というよりもナチュラルな感じがして素敵です。ただただうらやましい」(51才・会社員)
「還暦を過ぎているのに、まったく“イタい”感じがしないのが驚き」(53才・主婦)
世の女性が羨望のまなざしを向けるのは、12月に発売を予定している「40周年記念 カレンダー&フォトブックセット」でビキニ姿を披露した女優の宮崎美子(61才)。“美ボディー”と称される肢体は還暦を過ぎても女性らしい柔らかさを維持し、豊かなバストは往年のまま。ストイックに鍛え上げたのとはまた違う、自然体の美しさがまばゆいばかりだ。
このビキニ姿は大反響を呼び、10月19日に予約が開始されるやいなや、Amazonランキングのカレンダー部門で、映画がメガヒット中の『鬼滅の刃』を抑えて堂々の1位に輝いた。 だが、彼女を知る芸能関係者は首をかしげる。
「ビキニはデビュー当時の短期間だけ。以降は封印していたんです。それがなぜいま、復活したのか……彼女、私生活を含め、謎が多いんですよ」
彼女はなぜ還暦ビキニを決意したのか──。
宮崎は熊本大学3年時の1980年、ミノルタのCMに出演した。爽やかな海をバックに木陰でTシャツとジーンズを脱ぎ、豊満で健康的なビキニ姿を披露してはにかむ笑顔が世の男性を熱狂させた。
「当時、交際中だった恋人が宮崎さんのスナップ写真を撮って『週刊朝日』に応募しました。その写真に魅了されたカメラマンの篠山紀信さんがモデルに抜擢し、彼女は『週刊朝日』の表紙を飾りました。それをきっかけにミノルタのCMに出演し、大ブレークを果たしたのです」(芸能関係者)
1980年に『元気です!』(TBS系)で女優デビューを果たし、テレビ、映画、舞台へと活躍の場を広げる一方、国立大卒の知性を生かし、『クイズダービー』(TBS系)では正解を連発。近年は『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』『くりぃむクイズ ミラクル9』(ともにテレビ朝日系)などで雑学女王として君臨し、有吉弘行(46才)からは「クイズおばちゃん」と呼ばれるほど。2009年には合格率1割とされる漢字検定1級に合格して才女ぶりを発揮した。