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強盗被害の女優・里美ゆりあ「売名行為と言われるのは辛い」

被害者の女優・里美ゆりあが自宅で恐怖の瞬間を再現

被害者の女優・里美ゆりあが自宅で恐怖の瞬間を再現

 東京・中目黒のタワーマンションで起きた強盗事件は、防犯セキュリティの隙を突いた大胆な犯行、急展開の逮捕劇、そして被害女性による顔出しのメディア対応と、異例の事件として大きな注目を集めた。なぜ彼女が狙われたのか──被害者の女優・里美ゆりあが初めてメディアを自宅に招き入れ、“実況見分”に応じた。

 事件は10月26日朝9時からの20分間に起きた。休日だった里美は朝8時に目覚めるも二度寝。その間にインターフォンが鳴った。液晶には青と白のボーダーシャツ姿の某宅配便配達員を装ったマスク姿の男が立っていたという。玄関を開けると、なぜか配達員を装った男とは別の私服の男も並んで立っていた。そして「家の中に1億5000万円を隠してるだろう」と詰め寄ってきたという。

 里美は2014年6月に東京国税局から2億4500万円の所得隠しを指摘され、1億7000万円の追徴課税を支払っており、犯人は“まだ残ったお金が家に置いてある”と考え、犯行に及んだようだ。

「何言ってんの? ないよ!」という言葉にも聞く耳を持たず、2人はドドッと玄関内に押し入った。そして「隠してるのは知ってるんだ」と里美の胸元を押し、逃げようとする里美の両腕を強く掴んで土足のまま室内に上がり込み物色。クローゼットに保管していた現金約600万円を持ち去った。

「実は数日前にずっと前から欲しくてたまらなかった通販商品を注文していたから、インターフォンに配達員風の男が立っていた時は何も疑いもせず“楽しみにしていた商品が届いた!”と心躍ったほどです」

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