国内

秋篠宮殿下「娘と話してない」で心配される「質問のタブー」

秋篠宮家は正式に「次の天皇家」と宣明される

秋篠宮家は正式に「次の天皇家」と宣明される

 コロナの影響で延期されていた「立皇嗣の礼」が11月8日に行われ、ようやく秋篠宮文仁親王が「皇嗣」となったことが内外に広く宣明される。久しぶりに国を挙げて祝える晴れやかな話題だが、皇室典範で皇位継承第一位と第二位の二人を擁する秋篠宮家には、小さな不安の芽もある。長女である眞子内親王の結婚問題で、親子の間に微妙な溝が報じられていることである。

 秋篠宮殿下は、昨年11月の誕生日会見で、「結婚のことについては(眞子内親王と)話をする機会はありません」と率直に述べられた。今はアメリカで勉強中の小室圭さんとの縁談が進んでいないことは、国民にとっても心配の種である。『週刊ポスト』(11月6日発売号)で、秋篠宮家の「父娘の会話」について語っている『娘のトリセツ』(小学館新書)の著者で人工知能研究者の黒川伊保子氏は、父と娘のコミュニケーションの難しさを指摘する。

「男性のコミュニケーションの特徴として、いきなり5W1Hで質問することがよくあります。男性同士ならいいのですが、女性はそうした質問をされると“攻撃されてるんじゃないか?”と構えてしまうことがあります。思春期を迎える前の娘なら、『何のアプリ見てるの?』と聞けば、『〇〇だよ』と答えてくれるし、お絵かきしている娘に『それなーに?』と聞いたら『お嫁さんだよ』と答えてくれたでしょう。ところが、思春期を迎える頃から、『何のアプリ見てるの?』といきなり聞かれると、それを咎められていると感じるようになるんですね。『何時に帰る?』『どこへ行くの?』といった父親としてはなにげない質問も、『どこをフラフラほっつき歩くつもりだ』『何くだらないことしているんだ』という攻撃の言葉に聞こえてしまうんです。思春期以降の女性にはみんなそういう面があると考えてもらっていいので、買い物に出かける奥さんに『どこに行く?』『何時に帰る?』と聞くのも、相手は威嚇されていると感じてしまいます。女性との話の始め方を知らない男性が多いことが、父と娘のコミュニケーションが難しい大きな理由です」

関連キーワード

関連記事

トピックス

打撃が絶好調すぎる大谷翔平(時事通信フォト)
大谷翔平“打撃が絶好調すぎ”で浮上する「二刀流どうするか問題」 投手復活による打撃への影響に懸念“二刀流&ホームラン王”達成には7月半ばまでの活躍が重要
週刊ポスト
懸命のリハビリを続けていた長嶋茂雄さん(撮影/太田真三)
長嶋茂雄さんが病に倒れるたびに関係が変わった「長嶋家」の長き闘い 喪主を務めた次女・三奈さんは献身的な看護を続けてきた
週刊ポスト
6月9日、ご成婚記念日を迎えた天皇陛下と雅子さま(JMPA)
【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る
女性セブン
(インスタグラムより)
「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画…直後に入院した海外の20代女性インフルエンサー、莫大な収入と引き換えに不調を抱えながらも新たなチャレンジに意欲
NEWSポストセブン
中国・エリート医師の乱倫行為は世界中のメディアが驚愕した(HPより、右の写真は現在削除済み)
《“度を超えた不倫”で中国共産党除名》同棲、妊娠、中絶…超エリート医師の妻が暴露した乱倫行為「感情がコントロールできず、麻酔をかけた患者を40分放置」
NEWSポストセブン
第75代横綱・大の里(写真/共同通信社)
大の里の強さをレジェンド名横綱たちと比較 恵まれた体格に加えて「北の湖の前進力+貴乃花の下半身」…前例にない“最強横綱”への道
週刊ポスト
地上波ドラマに本格復帰する女優・のん(時事通信フォト)
《『あまちゃん』から12年》TBS、NHK連続出演で“女優・のん”がついに地上波ドラマ本格復帰へ さらに高まる待望論と唯一の懸念 
NEWSポストセブン
『マモ』の愛称で知られる声優・宮野真守。「劇団ひまわり」が6月8日、退団を伝えた(本人SNSより)
《誕生日に発表》俳優・宮野真守が30年以上在籍の「劇団ひまわり」を退団、運営が契約満了伝える
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン