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木村拓哉ドラマ 伊藤健太郎の代役はジャニーズWEST重岡

伊藤健太郎の事故現場はワケありだった?(時事通信フォト)

猛省中の伊藤健太郎(写真/時事通信フォト)

 教壇に立つ鬼教官が、鈍い光を放つ白髪の下で睨みをきかせると、教室には緊張感が走る。今年1月に放送されたドラマ『教場』(フジテレビ系)で風間公親役を演じる木村拓哉(47才)の視線の先には、公私ともに愛弟子になりつつある伊藤健太郎(23才)がいた──。

 伊藤がひき逃げ事故を起こし、逮捕されてから2週間が経とうとしている。

「制作現場の混乱は続いています。出演映画は予定通り公開されましたが、舞台挨拶などはキャンセル。NHKのドラマは降板が発表されています」(テレビ局関係者)

 その伊藤は前作に続き、来年新春放送予定の『教場』続編にも出演が決まっていた。最近は、出演者にトラブルがあっても、作品はそのまま放送されるケースもあるが、今回はそうはいかないという。

「伊藤さんの役が、“危うく車で人をひき殺しかける生徒役”だったので……。目下、差し替えの作業が進められています」(ドラマ関係者)

 原作での伊藤の役は、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、同期のいるところへ突っ込んでしまう。それを身を挺して守るのが、木村演じる風間だった。

「実は前作で『教場』を担当したプロデューサーが今年4月に亡くなってしまった。木村さんは弔いの気持ちを抱いて臨んでいただけに、やるせない気持ちでいっぱいだったと思います。伊藤さんのニュースを聞いた木村さんは一瞬無言になったそうですが、責める言葉はなかったそうです。再撮で多忙になった共演者やスタッフを懸命に鼓舞していました」(前出・ドラマ関係者)

 伊藤の代役を引き受けたのは、ジャニーズ事務所の木村の後輩に当たるジャニーズWESTの重岡大毅(28才)だ。

「木村さんとも生徒役とも絡みが多く、急きょ受けるのは難しい役どころ。短時間で仕上げる演技力が求められますし、木村さんが力を入れている作品とあってかなりのプレッシャーがかかります。でも重岡くんは“やりたいです”と二つ返事で引き受けてくれた」(前出・ドラマ関係者)

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