芸能

不倫ドラマの歴史 かつて妻の不貞は「よろめき」と呼ばれた

木村佳乃が出演する不倫をテーマにしたドラマも好調(時事通信フォト)

木村佳乃が出演する不倫をテーマにしたドラマも好調(時事通信フォト)

 不倫に溺れていく3人の母たちの姿を描くドラマ『恋する母たち』(TBS系)が初回視聴率10%を超え、放送後に「金妻(『金曜日の妻たちへ』TBS系、1983年)の再来みたい」「次回が待ちきれない」などと主婦たちの熱狂を呼んでいる。

 原作は『東京ラブストーリー』などを描いた漫画家・紫門ふみ氏。脚本を『セカンドバージン』(NHK、2010年)の大石静氏が担当する“本格派不倫ドラマ”だけに、期待値が高いようだ。

 第1話から、いきなり“道ならぬ恋”の情事の場面が。名門高校に通う息子を持つ木村佳乃(44・石渡杏役)が、夫が駆け落ちした不倫相手の夫・小泉孝太郎(42・斉木巧役)と吸い込まれるようにラブホテルへ。

 第2話ではママ友の仲里依紗(31・蒲原まり役)が、人気落語家の今昔亭丸太郎(阿部サダヲ・50)と濃厚なキスを交わしてしまう。同じく2人のママ友である吉田羊(林優子役)は、部下の若い男性に「あなたの欠点は結婚してることです」と告白される。テレビ解説者の木村隆志氏はこう語る。

「真面目で清純、不倫と縁遠く見える木村佳乃が、小泉孝太郎とラブホテルで体を重ねるとき、『怒りとか悲しみが性欲に変わる瞬間がある』というセリフに、女性の内に秘めた欲情を垣間見るようでドキッとさせられます。

 キャリアウーマンを演じる吉田羊が、年下男に口説かれた後、“女の顔”になっていく様や、夫とのセックスレスに悩まされている仲里依紗がぐいぐい迫る人気落語家に次第にほだされていく様など、今後もそれぞれ趣の違う濃密なラブシーンが期待できそうです」

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン