映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』の公開記念舞台挨拶が11月7日、東京・新宿ピカデリーで行われ、ダブル主演の山田杏奈、鈴木仁、瀬田なつき監督が登壇した。
1989年に刊行された岡崎京子氏による同名漫画を原作としたこの映画。『東京アリス』(Amazonプライム・ビデオ)、『セトウツミ』(テレビ東京系)、『声ガール!』(テレビ朝日系)などのドラマのほか、映画『PARKS パークス』を手掛けた、瀬田なつき氏が脚本・監督を担当する。
平凡な女子高生・ハルコ(山田杏奈)は、橋で倒れていた少年・ケンイチ(鈴木仁)に一目惚れ、“世紀の恋”だとはしゃぐハルコと、真面目なケンイチの淡い恋を描く──そんな青春物語だ。
鈴木とは事務所が一緒で、共演経験もあるという山田によれば、鈴木が演じたケンイチは「何を考えているか分からない所は共通している」という。
イベントでは、作中に登場する「地球の危機一髪を救う」というフレーズにちなんで「“地球の危機一髪を救うような”運命的な出会いは?」と質問されると、山田は昨年福井で食べた「サバのへしこ」について、「衝撃を受けるぐらいおいしかった」と回答。
すると鈴木も「最近ずっとしめサバが好きです」と告白。まさかのサバで通じ合うという奇跡を見せた。
撮影/小彼英一