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吉岡里帆 初の母親役に「こんなに苦しくて大変なんだ」

初めて母親役を演じた吉岡里帆

初めて母親役を演じた吉岡里帆

 映画『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)の公開直前舞台挨拶が11月 11日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務める仲野太賀のほか、共演の吉岡里帆、寛一郎、佐藤快磨監督が登壇した。

 同作は、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く物語。父親としての自覚が持てず、失態から秋田県・男鹿を逃げ出した主人公・たすくの成長を描いている。

 たすくを演じた仲野によれば、この作品は5年ほど前から企画されたものだったとか。監督が男鹿に通い詰めて作られた作品だという。仲野は役柄について「すごく共感しました。最大限に等身大の自分が発揮されているので正直、自信作です」と強気なコメント。

 一方の初めて母親役を演じた吉岡は「母親はこんなに苦しくて大変なんだなと思いました」とその重責を実感していた。

撮影/浅野剛

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