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『監察医 朝顔』好演の上野樹里 一貫した「芝居への熱意」

(Imaginechina/時事通信フォト)

『朝顔』第2シーズンは好スタートを切った(Imaginechina/時事通信フォト)

 女優・上野樹里(34)に再び注目が集まっている。一時期は芸能活動を控えていた彼女だが、結婚を経て今後はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

 2002年にテレビドラマ『生存 愛する娘のために』(NHK)で女優としてのキャリアをスタートさせた上野。だが世間に広く知られるようになったのはその2年後、2004年に主演を務めた映画『スウィングガールズ』がきっかけだろう。

 地方の女子高生がビッグバンドを結成してジャズに挑戦する同映画では、上野ら出演者たちが自ら楽器の演奏を担当。音楽に目覚めて腕を磨いていく物語内容と、実際に楽器の修練を積んでいく出演者たちのリアルな姿が重なり、大ヒット映画となった。この作品で上野は第28回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞している。

 さらに2006年には、やはり音楽を題材としたテレビドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で俳優の玉木宏とダブル主演を務めた。今度はジャズではなくクラシックがテーマだったが、大きな反響を呼ぶこととなり、上野は複数の賞を受賞している。

 その後も数々のテレビドラマや映画で才能を発揮していくのだが、2016年にロックバンド・TRICERATOPSでボーカルを務める和田唱と結婚したことを発表すると、一時的に表舞台からは姿を消すようになる。約2年後の2018年に本格的に復帰し、久しぶりに連続ドラマに出演。『グッド・ドクター』(フジテレビ系)でヒロイン役を演じた。

 そんな彼女が主演を務めるテレビドラマが『監察医 朝顔』(フジテレビ系、月曜夜9時)である。2019年7月期に放送された第1シーズンは好評のうちに終わり、この11月からスタートした第2シーズンは、初回視聴率13.8%(ビデオリサーチ調べ・関東)、第2話も視聴率10%超え(同)と好調なスタートを切っている。

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