10組ものアーティストが初出場となった、今年の紅白歌合戦。オーディション番組から生まれたアイドルグループのNiziUや、TikTokからブームに火がついた瑛人(23才)など、フレッシュな顏ぶれが揃ったが、なかでも、注目されているのがシンガーソングライターのmilet(ミレイ、年齢非公開)だ。
miletは2019年3月にシングル『inside you』でメジャーデビューすると瞬く間に日本の音楽シーンを席巻した。
「デビュー曲は、ONE OK ROCKのToruさんがプロデュースしたことでも話題でした。この曲を聴いたサザンオールスターズの桑田佳祐さんは、自身のラジオ番組で『桑田佳祐が選ぶ、2019年邦楽シングル・ベスト20』を発表した際に1位に選んでいます。さらに“こんな才能の持ち主が隣りにいたら嫉妬で狂う”と大絶賛したほどです」(レコード会社関係者)
miletは透き通るようなハスキーボイスが特徴で、新曲の『Who I Am』、『The Hardest』は現在放送中のドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)のダブル主題歌に抜擢されている。
ドラマやCMに楽曲が流れるほか、YouTubeでも再生回数が急増。ドラマ『偽装不倫』の主題歌となった『us』は2200万再生を突破した。
紅白出場が決まるほど知名度が上がる一方で、中高時代をカナダで過ごしたこと以外、生年月日や出身地など、一切のプロフィールが明らかにされていない。
「実は、早稲田大学を卒業しているんです」と語るのは、彼女の同級生だ。
「miletさんは早稲田大学文学部の映像や演劇について学ぶコースに在籍していて、そのコースには映画監督や女優、ミュージシャンなど、芸能界を目指す人も多いんです。いわゆるクリエイターや芸能人の卵が多く、同級生のなかでは、“誰がいちばん早く有名になるのか”という競争みたいな感覚を持つ人も少なくありません。40人ほどの学生がいて、miletさんはその中でも、美人で有名でした」(miletの同級生)
彼女は大学卒業後すぐ、音楽の道に。
「彼女は一般企業への就職活動には目もくれず、自分で録音したデモテープをいくつかのレコード会社に送り、“それが私にとっての就活なの”と言っていました。それをきっかけにレコード会社に所属が決まったのだから、さすがですね」(同前)
しかし、その大学の仲間たちの中で最も早くブレイクしたのは、miletではなかったという。