スポーツ

歴代名馬が今年のジャパンカップに出たら…妄想レース実施

読者が選ぶもう1度観たい競走馬とは?(写真はナリタブライアン、時事通信フォト)

週刊ポスト読者が選ぶもう1度観たい競走馬とは?(写真はナリタブライアン。時事通信フォト)

 三冠馬が3頭揃う「奇跡のドリームレース」となった今年のジャパンカップ。歴代最多GI8勝のアーモンドアイは2枠2番、史上初の無敗の牝馬三冠を達成したデアリングタクトは3枠5番、3頭目となる無敗でのクラシック三冠達成のコントレイルは4枠6番に入った。

 今年のJCはまさに現役最強馬を決める一戦となった。では、歴代の名馬と比べるとなればどうか。

 本誌・週刊ポスト読者800人に「もう一度その走りが見たい競走馬」アンケートを実施。その結果、第1位ディープインパクト、第2位オグリキャップ、第3位キタサンブラック、第4位サイレンススズカ、第5位ナリタブライアンという結果となった。史上最強といわれたサラブレッドや社会現象となったアイドル馬が並んだ。

 名前が挙がった歴代の名馬がもし今年のJCに出走したらどうなるか──もちろん、時代とともに血統や調教施設が進化し、レース数の増加やコース整備などが進んだため一概には強さを測れないが、競馬ファンなら誰もが「あの馬が最強のはず」との思いがあるのではないか。ここでは平成以降の競走馬を取り上げていこう。

 専門家たちが「歴代ナンバーワン」と口を揃えるのは読者アンケートでも1位となったディープインパクトだ。

「今年のJCに出てきたとしても、他を圧倒するでしょう。道中で2~3番手につけるアーモンドアイがいて、それをマークする形で少し後ろにコントレイルがいる。後方にはデアリングタクトが待機し、最後方にディープインパクトが位置するはず。最後の直線で武豊騎手をして『飛んでいるようだ』といわしめた末脚で3頭をまとめて差してくれるのではないか」(競馬評論家・阿部幸太郎氏)

 そう話す阿部氏だが、「もう1頭、その争いに参戦してほしい馬」として名前を挙げたのが国民的な人気を博したオグリキャップだ。単なるアイドル馬と侮ってはいけない。

「外国馬が席巻していた時代でありながら、1989年のJCではあわやというクビ差まで迫った。JCという舞台なら、番狂わせを期待させてくれる馬です」(前出・阿部氏)

関連記事

トピックス

隣の新入生とお話しされる場面も(時事通信フォト)
《悠仁さま入学の直前》筑波大学長が日本とブラジルの友好増進を図る宮中晩餐会に招待されていた 「秋篠宮夫妻との会話はあったのか?」の問いに大学側が否定した事情
週刊ポスト
新調した桜色のスーツをお召しになる雅子さま(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
雅子さま、万博開会式に桜色のスーツでご出席 硫黄島日帰り訪問直後の超過密日程でもにこやかな表情、お召し物はこの日に合わせて新調 
女性セブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
週刊ポスト