芸能

近藤真彦の不倫 5年も続いた理由を山田美保子氏が分析

マッチの不倫騒動はワイドショーでも大きく取り上げられている(時事通信フォト)

不倫相手は25才も年下の女社長(写真/時事通信フォト)

「マッチ」こと近藤真彦の不倫が報じられ、無期限活動自粛に追い込まれた。不倫関係が長く続いてしまう理由は何なのか? 放送作家の山田美保子さんが分析します。

 * * *

相手女性からは「略奪してやろう」という”悪だくみ”は感じられない

【1】相手女性の“顔”や“キャラクター”が見えて、【2】相手の言動が自分の許容範囲を超えたとき。そして、【3】その女性との関係が一度や二度ではなくて、さらには決定的証拠が存在したとき、妻は夫を許せなくなり離婚を決意する……。ほんの2週間前にこの連載でこのように書いたばかりでしたが、異なるパターンに出くわしてしまいました。近藤真彦サン(以下・マッチ)の不倫報道です。

「5年」という交際年月は正直、「長い」と感じました。ワイドショーの女性コメンテーターらが「これは長すぎる」と怒りまくっていた東出昌大サン(32才)と唐田えりかサン(23才)の「上」をいく長さなのですからね。杏サン(34才)は冒頭の3条件がすべて当てはまり離婚。夫と愛人との海外でのイチャイチャツーショット映像のリプレーや愛人のSNS利用術には、イライラがつのって当たり前ですよね。

 杏サンはとっくの昔に2人の関係に気づいていて、何度も話し合いを持ったのに東出サンは毎回全否定。そうしたことなどからも、“ドロドロ”だとか“愛憎劇”などというワードが浮かんできたものです。

 が、マッチさんの場合、冒頭の【1】【2】がいまも感じられない。少なくとも愛人のA子さんは各所で妻のように振る舞いながらも不倫関係が奥様にバレることは恐れていたようですし、唐田サンのように杏サンのインスタに「いいね」を押すような“ゲーム”風言動も、なさっていなかったようです。「5年間」という月日についても、ベッタリだった……というよりは、マッチさんの“お遊び”にマメにつきあっていただけであるように思います。

 聞けば彼女は、オーダーメードスーツの会社の社長さんということですから、顧客の手前もあり、日頃から襟を正していなければならないようにも思います。「お客によって態度を変えている」とか「女を使って仕事を取ってるんでしょ」などとは絶対に言われたくないと思うので。

 マッチさんとて、家庭を壊そうとはこれっぽっちも思っていなかった。「歌手」であるだけでなく「レーシングチームの監督」でもあるマッチさんは多忙な日々を送っていらっしゃる。海外でのレースもあるので、長期に家を空けることも多かったでしょう。

 その“家”を守ってくださっていたのは奥様であり、ご夫婦揃って、とても教育熱心だという近藤家にあって、結婚13年目に生まれた待望の男の子には絵画を習わせたり、語学教室に通わせたり、スポーツをさせたりしていたと聞きます。当然、「親が近藤真彦」であることは周知の事実。今回、マッチさんがケジメをつけたのは、お子さんを含めた“家族”を守るためにほかならなかったのでしょう。

 そのあたりはA子さんも理解していたと思われます。繰り返しになりますが、記事からは「略奪してやろう」というような悪だくみは一切、感じられないのです。

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン