テレビで見ない日はないというくらいひっぱりだこな“東大生タレント”。特に彼らの活躍の場を広げた番組が、クイズ番組『東大王』(TBS系)だ。東大生チームと芸能人チームに分かれて対戦する内容だが、超難問クイズでもすいすいと解答していく東大生たちの姿を見て驚き、魅了された人も多いだろう。そんな彼らの今年の活躍と東大生になるための勉強法をまとめて紹介する。
◆伊沢拓司(26才)
若者を中心に人気を集めるウェブメディア「QuizKnock」の編集長を務め、同メディアのYouTubeチャンネルの登録者数は150万人超え! 中学、高校と私学の雄・開成(東京)に進み、高校在学中には全国高等学校クイズ選手権(日本テレビ系)で史上初の個人二連覇を達成した。東大生ブームの火付け役ともいうべき存在で、現在は、朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)の木曜コメンテーターとしても活躍している。
【My東大合格勉強法】
努力して記憶することが最も大切で、それができる人が受験勉強に勝てる人と語る伊沢は、勉強の8割は復習でなりたっているという。机に向かわずできるので受験生時代には電車で勉強した。自身が行った中で最も効果的な勉強法は、表計算ソフト「エクセル」に問題と答えを書き込んで一問一答形式で覚えること。
◆林輝幸(23才)
“東大文学部の叡智”と呼ばれる一方で『東大王』では、腰をくねらせて踊るダンスの“ツイスト”を間違えて“ジャスコ”と答え、MCのヒロミから“ジャスコ”とあだ名で呼ばれている愛されキャラ。しかしクイズの実力は本物で30万人ユーザーのいるクイズアプリ「みんなで早押しクイズ」で1位になった経験を持つ。
【My東大合格勉強法】
受験本番と変わらない生活リズムで勉強することを普段から実践していたという林。朝は7時前には起床し、就寝時間も夜12時過ぎくらいまでには必ず就寝していた。中学時代から東大受験を意識して行動していた林は「中学は3年間部活や行事を一生懸命に頑張り、高校3年間は受験勉強だけに集中」と決めていた。東大受験では“要領のよさ”が求められるので普段から土台となる基礎を何度もやることが東大への近道とインタビューで語っている。
◆鶴崎修功(25才)
高校時代、同級生と共に出場した数学コンテストで県内1位を獲得。鶴崎の最もすごいところはIQの高さで、自身で測ったところ驚異の165を記録したと公言している。また、昨年ファッション誌のイメチェン企画で前髪を上げた姿を披露したところ“かっこいい”と話題になり、クイズ以外でも注目を集めた。
【My東大合格勉強法】
鶴崎が勉強する上で大切と語っているのが“メタ認知”。メタ認知とは「勉強しているときに自分を別人のように監督すること」と鶴崎は表現している。わからない問題にあたったときに、解法を変えてみたり、図にして表してみたりすることもメタ認知である。それができるようになると、自分はどの方法でやれば効率よく解答へ近づけるのかがわかってくるそうだ。