ビジネス
2020.12.01 16:00
週刊ポスト
コロナ禍で急成長「産直アプリ」 取引量はピーク時で20倍に
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新鮮な農作物や魚を生産者から直接購入することができるネットサービスが話題に
午前1時に漁に出て、獲った魚は船上で活け締めにし、午前4時に帰港。車で1時間の距離にある函館の市場に魚を卸し、戻ると朝食もとらずに血抜きやワタ取りなどの下処理を行い、当日中に出荷する
漁師の吉岡奨悟さん。一番人気はその日の漁によって中身が変わる「お楽しみセット」(3024円~、期間限定送料無料)。この日の内容は、ワタリガニ、カワハギ、カンパチ、カマスなどで、魚の種類や処理方法について要望があればできる限り応えるという
2010年に有機JAS認証を取得し、土壌にこだわった有機野菜を栽培。肥沃な土地でビーツ、サトイモ、トマト、タマネギ、カボチャなど年間約100種類の野菜を育てる。代表を務める父のもとで、由姫さんはネット通販を担当する。真っ赤に大きく育ったニンジンは特に人気
人気は旬の野菜が5~7品目入った「旬彩野菜セット」(Sサイズ2484円、送料別)や「旬彩サラダセット」(1598円、送料別)。発送作業は妹の由佳さんが中心になって行う
高橋代表は全国を行脚し、生産者と語り合う。10月18日、千葉県館山市で「かんべレタス」を栽培する安西農園の安西淳さんを訪問
ポケマル東京オフィスでは社長席に仕切りはなく、オープンで風通しのいい雰囲気。11月現在、社員は45人