芸能

実は7頭身モデルボディの片桐はいり、熱き仕事への思い

グリーンのスカジャンが映える片桐はいり

グリーンのスカジャンが映える片桐はいり

 インパクトのあるおかっぱヘアに、グリーンのスカジャン、黒のジーンズ姿の長身女性は、11月下旬の都内でのラジオ収録を終えた、女優の片桐はいり(57才)である。テレビや映画で見かけるイメージとは少し違って、172センチの長身でスタイル抜群のモデル体型だ。

 片桐と言えばよく知られているのが、映画館の「もぎり」としての顔。2年前のバラエティー番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)にゲスト出演した際にも、MCのダウンタウンの2人に「趣味で地元の映画館でチケットのもぎりをしています」と話していた。

「女子校生活に馴染めずに、1人で有楽町や銀座の映画館に通うのが日課でした。そのまま映画の仕事がしたくてシネスイッチ銀座でアルバイトを始めたのです」と語っていた片桐。

 女優をしながら、しばらくはもぎりのバイトも7年近く続けていた。有名になってからも、約10年前から出身地である東京・大森の映画館「キネカ大森」で、無償のボランティアとして働いている。『もぎりよ今夜もありがとう』と題するエッセイも出している彼女。同書も映画雑誌『キネマ旬報』の連載をまとめたもので、映画愛に溢れた女優なのだ。

「当てもなく電車に乗って、終点まで読書をする」など、個性的な趣味を持ち、私生活から謎めいている片桐だが、仕事への真摯な取り組み方は、演劇や映画関係者の中でも評判が高い。本人も「昔から自分はどうやって生き残っていけばいいか巧妙に計算していました」と明かしている。

 ある映画プロデューサーは「彼女の根幹は、“人と同じことをしていたら自分は輝かない”という思いなんです。個性派女優として長く活躍し続けたオリジナルなこだわり、自分自身の磨き方はなかなか真似ができるものではないですよね」と称賛した。

関連記事

トピックス

希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト