高嶺の花のように思える芸能人と結婚する男性はいったいどんな職業の人なのだろうか。同じ芸能人、経営者、医者……意外に多いのは、レストランのシェフだ。数々の切ないラブソングで女性の共感を集めてきた彼女もまた、イケメンシェフの虜になって、彼女なりの幸せのカタチを見つけたようだ。
「愛し愛されて生きてください!」
11月29日に日本武道館でライブを開催した、シンガーソングライターの加藤ミリヤ(32才)はライブの最後に観客に向かって、力強くこう叫んだ。
「今年はミリヤさんにとってデビュー15周年のメモリアルイヤーですが、さらにおめでたいことがあるんです。彼女は現在妊娠中で、2021年3月に出産予定だそうです。2019年春に結婚、その夏に第1子を出産しているので、2人目の妊娠になります」(音楽関係者)
2004年に16才でデビューし、当時は等身大の歌詞、ファッションセンスなどが支持され「女子高生のカリスマ」と称された彼女。恋愛中の切ない想いを巧みに表現し、とりわけ悲恋をテーマにした曲は多くの女性の共感を呼んだ。
それから15年。彼女が愛を貫いた男性は、その世界では有名な和の料理人だった。2011年と2012年に連続してミシュランガイドの一つ星を獲得。2020年は、パリのレストランガイドブック『ゴ・エ・ミヨ2020』で、新たな挑戦をした料理人に贈られる「イノベーション賞」を受賞した、和食店『くろぎ』(東京・港区)のオーナーシェフ・黒木純氏である。
以前、テレビ番組『アイアンシェフ』(フジテレビ系・2012年10月~2013年3月放送)にも和のアイアンシェフとして出演し、「日本料理界の牛若丸」の愛称でその腕前を披露したこともある。
「イケメンだし、料理をしている姿がとにかくカッコいいんだよ。すっかり有名になっちゃったけど全然偉ぶってなくて、客ともフレンドリーに会話してくれる。もちろん女性客にもモテモテだよ。お店を日本一予約が取れないといわれるほどの人気店にしたのに、東京大学の施設内にカフェを出店したり、地元・宮崎県の老舗漬け物店とのコラボ、お菓子やアイスクリームの監修など、精力的にビジネスを展開している。その面でもかなりの凄腕ですよ」(常連客)
加藤がそんな黒木氏との関係を最初に報じられたのは、2017年4月のことだった。夏目漱石、川端康成ら数多くの文豪が愛した静岡県・修善寺温泉の高級旅館に、黒木氏が運転する高級外車で乗り付け、お泊まりする姿が写真誌で報じられたのだ。
「2人はその2年前からつきあい始めていたようですが、当時、黒木さんには妻と子供がいました。写真誌で報じられたとき、黒木さんはすでに離婚していましたが、実はさらに別に内縁の妻がいて、その内縁の妻との間に生まれた2人の子供とも同居していた。そのため記事では『禁断の恋路』のタイトルが躍りました。当のミリヤさんはその事実を知らなかったようで、記事を読んで大きなショックを受けたそうです」(前出・音楽関係者)