「すみませんでした! ご迷惑おかけいたしました!」。12月3日、平身低頭で撮影スタッフや共演者に謝ったのは、Sexy Zoneの菊池風磨(25才)。来年1月スタートのドラマ『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系)に出演する菊池に、異変が起きたのは11月25日のことだった。
「ものすごく目をはらし、別人みたいな顔になって現場に来たんです。冷やしても全然元通りにならなくて……。幸い、その日は顔のアップシーンがなかったのでなんとか撮影を続行しましたが、翌日から1週間近く休むことが決まったんです」(ドラマ関係者)
売れない脚本家兼主夫の生田斗真(36才)とベストセラー作家で妻の吉瀬美智子(45才)の2人が主人公を演じる同ドラマ。菊池は2人の長男の家庭教師役で、重要な役回りだ。
「11月23日の深夜、Sexy Zoneのマリウス葉さん(20才)が処方された薬剤の過剰摂取で昏倒し、病院で治療を受けました。一時はかなり危険な状況もあったようです。本人から連絡を受けた菊池さんも病院に駆けつけ、心配のあまり病院で夜を明かしました。来年、Sexy Zoneは結成10周年を迎える。苦楽を共にしてきた仲間が倒れたとあって、かなりショックを受けたようです」(芸能関係者)
だが、冒頭の通り、12月上旬に菊池はドラマの現場に復帰した。
「スタッフに深々と頭を下げたうえに、カステラも配って。その日の演技は真剣そのもの。憑きものが落ちたかのように演技に没頭していました」(前出・ドラマ関係者)
菊池の復帰劇の陰に共演するジャニーズの先輩、生田の気遣いがあった。
「菊池さんが目をはらしてきた日、撮影クルー全体に暗い雰囲気が漂っていたんです。でも、生田さんはあえて菊池さんのことをからかうようにイジって、現場に和やかなムードを作っていました。重い雰囲気が一気に明るくなりましたね。
その後も生田さんは菊池さんの近くで、グループの近況や最近の歌番組の話などを聞いて、さりげなく気遣っていた。『お前なら大丈夫』という言葉に傍目にも菊池さんがスッキリした表情になっていくのがわかりました。菊池さんが生田さんのことを“お兄さん”と慕う意味がよくわかりました」(前出・ドラマ関係者)
ドラマでは、売れっ子の妻に励まされながらも、「書けない!」という悩みに葛藤する生田。その悩みがどんなふうに解決されるのか、2人の演技に注目だ。
※女性セブン2021年1月1日号