12月上旬深夜の都内某所に、ド派手なファーコートにイエローチェックのワンピース、黒のロングブーツに青みがかったヘアと、目が覚めるほどにゴージャスないで立ちの人物が現れた。
今年から開設された、実力派アーティストが一発録りの歌唱シーンを披露して人気のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で、アニメ『どろろ』の主題歌『火炎』を熱唱して、1900万回再生(2020年12月現在)の大ヒットを飛ばしたロックバンド「女王蜂」のボーカル・アヴちゃんである。
同チャンネルで、アニメ『鬼滅の刃』の主題歌を歌うLiSA(33才)や、DISH//のイケメン俳優北村匠海(23才)らに次ぐ再生回数を記録した、このアヴちゃんとは何者か?
ある音楽雑誌編集者は「約10年前にデビュー。プロフィールとしては兵庫県神戸市で立ち上がったバンドというぐらいで、年齢・性別・国籍などが不詳の4人組で、いきなり映画『モテキ』の主題歌に抜擢されました。これまでに人気アニメの主題歌なども手掛けてきた実力派バンドです」と話す。
中でも、アヴちゃんは、12月16日に発売したHey! Say! JUMPのニューアルバム『Fab!-Music speaks』に収録された『狼青年』の作詞・作曲も手掛けて、さらに話題となっている。「この『狼青年』のミュージックビデオは、2か月前にHey! Say! JUMPの名前と顔を伏せてひっそりと公開されたのに、『楽曲と振りがかっこよすぎる』と、あっという間にYouTube上で1000万回再生を記録しました」(前出・音楽雑誌編集者)